こんにちは、BIZROVEのmanihoです!
今回は「ランディングページ」についてのご紹介です。
「ランディングページではSEO対策が難しいと言われているけど、上位表示させるにはどうすればよいか分からない…」と悩んでいるEC担当者も多いのではないでしょうか。
本記事では、ランディングページの概要やSEO対策のポイントなどを分かりやすく解説します。
ランディングページについてよく分からず困っているEC担当の方にとっては必見となっておりますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。^^
1.ランディングページとは?
はじめに、そもそもランディングページとは何か?という部分について説明していきます。
①ランディングページの概要
ランディングページとは、自社サイトにおいてユーザーが最初に訪問するページを指します。ランディングは英語の「Landing(着地する)」の意味であることからも分かる通り、ユーザーが自社サイトに「着地する」ための入口となるページです。
例えば、Google検索で自社のホームページを検索し、クリックして自社のTOPページに辿り着いたとします。その場合、ランディングページ=自社のTOPページになります。
なお、ランディングページにはもう1つの定義があります。それは「商品やサービスの購入を促進するためのページ」であり、こちらはより狭義な意味合いになります。狭義のランディングページとしては、例えば「問合せページ」「商品詳細ページ」などが挙げられます。
いずれの意味合いにおいても、ランディングページはより多くのユーザーに訪問してもらうことが大切です。ユーザーの訪問数を増やすためには、後述するSEO(検索エンジン最適化)が重要になります。
②SEOとは
SEOとは、「Search Engine Optimization」の略語であり、日本語では「検索エンジン最適化」のことです。簡単に言うと、Googleなどのインターネット検索において、より上位表示を目指すための手法を指します。
SEOにはさまざまな要素が存在していますが、詳細な仕様についてはGoogleなどのプラットフォーム側が非公開としています。また、SEOの仕組みは定期的にアップデートされるため、絶対的に正しい手法や対策は存在しないと言えます。
ただし、基本的な観点として、「ユーザーにとって分かりやすいページ」や「ユーザーの悩みや疑問を適切に解決するページ」といった「ユーザーのニーズを満たすページ」が評価される傾向があります。
2.ランディングページでSEO対策が難しいと言われている理由
上記でランディングページおよびSEOの概要について説明してきましたが、ランディングページではSEO対策が難しいと言われています。ここでは、ランディングページでSEO対策が難しいと言われている理由を以下2つ紹介します。
①文章量が少ない
SEOでは、ユーザーのニーズを満たすページが評価される傾向があります。そしてユーザーのニーズを満たすための1つの要素として、文章量が挙げられます。
やみくもに文字数を増やすことはかえって分かりにくくなるので避けるべきですが、ユーザーニーズを満たすためには、適切な文章量は必要です。
しかし、ランディングページではユーザーの注意を惹きつけることが求められるため、商品画像などのビジュアルコンテンツが中心となります。つまり、ランディングページでは十分な文章量を担保することが難しく、SEOの評価を受けにくくなる要因となります。
②リンク数が限られている
商品やサービスの購入促進を目的としたランディングページの場合、ユーザーに購入や申し込みのクリックをしてもらうことが目標となります。そのため、目標達成に直接関係しない内部リンク(自社サイト内の他ページへのリンク)などは付けないことが一般的です。
上記の場合、ランディングページ以降のユーザー導線は「購入・申し込みを行う」または「ランディングページから離脱する」のいずれかになります。購入や申し込みに到達する確率(CVR)は2〜3%程度が一般的とされているため、多くの場合ユーザーがランディングページから離脱することになります。
その結果、ランディングページはユーザーの離脱が多いページと見なされ、SEO評価においてはマイナスとなります。
3.ランディングページを上位表示させるためのポイント
それではランディングページを上位表示させるにはどうすればよいのでしょうか。ランディングページを上位表示させるための大事なポイントを以下で3つ説明します。
①TOPページをランディングページとして、配下に複数のページを配置する
ランディングページ単体で十分なSEO評価を受けることは構造的に難しいため、自社のTOPページをランディングページとして、配下に商品詳細ページなど複数のページを配置すると効果的です。こちらはサイト型LPと呼ばれるもので、一般的なWebサイトと同様な形を取ります。
配下に商品詳細ページやお客様の声を集めたページなどを用意し、それぞれTOPページへの内部リンクを貼ります。それによってTOPページが高いSEOを受けやすくなるとともに、ユーザーのサイト回遊性が高まる効果が生まれます。
②ページの質を高める
1点目のサイト型LPにおいて説明した配下の商品詳細ページやお客様の声を集めたページの質を高めることも大切です。各ページのコンテンツの質が高まれば、それぞれのページがSEOで評価されやすくなり、結果としてTOPページを含むサイト全体の評価が上がります。
また、ページの質を高めることで他メディアからの被リンクを集めることにもつながり、さらなるSEO評価の向上が期待できます。
③競合の少ないキーワードや関連ワードを狙う
競合の少ないキーワードや関連ワードを狙うことも有効です。すでに競合の多いキーワードや他の大手サイトが独占しているキーワードなどの場合、自社のページを上位表示させることは容易ではありません。
例えば、「ECサイト」が人気キーワードであればあえて「通販サイト」にしてみる、「引っ越し」の競合が多い場合は関連ワードの「新生活」を軸に上位表示を狙うなども1つの案です。
このように、他メディアとの直接的な競争を避けて、少し視点をずらして上位表示を狙うことも検討してみましょう。
4.まとめ
今回は、「ランディングページ」について解説しました。
ランディングページとは、自社サイトにおいてユーザーが最初に訪問するページです。他にも、商品やサービスの購入を促進するためのページという定義もあります。
ランディングページで上位表示を狙うためには、サイト全体としてコンテンツの質を高めることや競合の少ないキーワードを選定することなどが大切です。
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