【EC担当必見】エンゲージメントマーケティングとは?概要や特徴、活用のコツを解説

こんにちは、BIZROVEのmanihoです!

今回は「エンゲージメントマーケティング」についてのご紹介です。

「エンゲージメントマーケティングという言葉を聞いたことがあるけど、どう活用していけばよいか分からない…」と悩んでいるEC担当者も多いのではないでしょうか。

本記事では、エンゲージメントマーケティングの概要や活用ポイントなどを分かりやすく解説します。

エンゲージメントマーケティングについてよく分からず困っているEC担当の方にとっては必見となっておりますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。^^

1.エンゲージメントマーケティングとは?

はじめに、そもそもエンゲージメントマーケティングとは何か?という部分について説明していきます。

①エンゲージメントマーケティングの概要

エンゲージメントマーケティングを理解するうえでは、まずは「エンゲージメント」という言葉の意味を把握することが大切です。「エンゲージメント」とは、英語の「engagement」に由来し、日本語では「愛着」「つながり」「きずな」などの意味を持ちます。

つまり、エンゲージメントマーケティングとは、自社に対する顧客の愛着やつながり、きずなを強めるためのマーケティングということになります。エンゲージメントを高めることに注力し、その結果として売上拡大を目指す方法です。

②エンゲージメントマーケティングが必要な理由

次に、エンゲージメントマーケティングが必要になっている理由について以下2つ説明します。

(1)出せば売れる時代の終焉

一昔前の高度経済成長期だった日本では、需要が供給を大幅に上回っていました。つまり、「出せば売れる」時代だったため、メーカーなどは大量生産・大量供給を続けていれば売上を伸ばすことができました。

しかし、さまざまな商品やサービスが飽和している現代では、ただ単に商品を生産して販売するだけではなかなか売上を伸ばすことはできません。そのため、顧客の視点に立ち、顧客とのつながりを重視したマーケティングを考える必要性が高まっています。

(2)顧客が情報を選別できる時代になった

インターネット検索やSNSでさまざまな情報を瞬時に収集できる世の中になったことで、顧客は情報を容易に選別することができます。つまり、これまでの一方的な広告やプロモーションでは顧客に十分に訴求することが難しくなっています。そのため、顧客とのつながりを重視した双方向的なマーケティングが重要になっています。

2.エンゲージメント率の計算方法

エンゲージメントの重要性について理解できたところで、次はエンゲージメントの測り方について見ていきます。具体的には、「エンゲージメント率」という指標を用います。おもなエンゲージメント率の計算方法を以下で説明します。

①Webアンケートにおけるエンゲージメント率の計算方法

まずはWebアンケートを用いたエンゲージメント率の計算方法です。具体的には、NPS(ネットプロモータースコア)という指標を用いることが多いです。

NPSとは、利用者が「対象の商品やサービスをどのくらい他人におすすめしたいか?」を10段階で評価する手法です。10段階の評価をそれぞれ「推奨者」「中立者」「批判者」の3カテゴリーに分類し、「推奨者」が多いほどスコアが高くなります。

NPSは、シンプルかつ幅広い商品やサービスに適用できることから、多くの企業で採用されている評価手法です。

②SNSにおけるエンゲージメント率の計算方法

次にSNSにおけるエンゲージメント率の計算方法を紹介します。ここでは、代表的なSNSであるTwitterを事例に説明します。Twitterにおけるエンゲージメント率は以下のように計算できます。

エンゲージメント率 = アクション数 ÷ インプレッション数

アクション数は、Twitter上でのアクションとなるクリック、リツイート、返信、フォロー、いいねの合計数です。インプレッション数は、対象のツイートが見られた合計数になります。

3.エンゲージメントを高めるコツ

それでは、エンゲージメントはどうやったら高めることができるのでしょうか。ここでは、エンゲージメントを高めるコツを3つ紹介します。

①ターゲット顧客の興味をひく情報発信をする

顧客のエンゲージメントを高めるには、顧客が興味を持つような情報発信が不可欠です。そのためには、まずターゲット顧客を明確にすることが重要です。

世の中にいる全員の興味をそそる情報を発信することは不可能です。なぜなら、それぞれの立場や置かれた環境によって興味のある情報は異なるからです。たとえば、「副業の始め方」に関する有益な情報を発信したとしても、副業に興味のない利用者の目には留まらないでしょう。

したがって、自社のターゲット顧客を明確化したうえで、発信する情報を具体的にしていくことが大切です。

②顧客と双方向的なコミュニケーションを図る

エンゲージメントマーケティングでは顧客とのつながりや愛着に重点を置くため、顧客との双方向的なコミュニケーションが重要になります。企業からの一方的なコミュニケーションでは、エンゲージメントを高めることは難しいでしょう。

あなたも普段の日常会話のなかで、一方的に自分の話ばかりする人に対して「この人は自分の話ばかりして嫌だな…」と思ったことはありませんか?

顧客から好かれるためには、双方向的な対話を意識してマーケティングに取り組むことが大切です。

③継続的に情報発信を続ける

エンゲージメントを高めることは一朝一夕ではできません。これは、人間同士の信頼関係がすぐには構築できないことを考えれば分かりやすいでしょう。

顧客からのエンゲージメントを高めるためには、長い時間をかけて継続的に情報発信することが大切です。

4.まとめ

今回は、「エンゲージメントマーケティング」について解説しました。

エンゲージメントマーケティングは、自社に対する顧客の愛着やつながり、きずなを強めるためのマーケティング手法です。

エンゲージメントを高めるためには、ターゲット顧客を理解したうえで、継続的な情報発信や双方向的なコミュニケーションが大切です。

もしあなたがエンゲージメントマーケティングでどのような施策を打てばよいのか分からず悩んでいる場合は、ぜひ「株式会社ACROVE」にお問い合わせ下さい。^^

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