こんにちは、BIZROVEの高橋です!
今回はECにおけるWebマーケティング手法についてご紹介したいと思います。
本記事では、Webマーケティングの重要性(メリット)・具体的な施策について紹介していきます。
初心者の方でもわかりやすい内容となっていますので、ぜひ読んでみて下さい!
1.Webマーケティングとは?
Webマーケティングとは、WebサイトやWebサービスを利用して行われる、インターネットを利用したマーケティングです。
マーケティングとは、サービスや製品、商品を売り込む活動、及び売れる仕組み作りのことで、市場や顧客を分析して効率良く売ることを考えて実行されます。
マーケティングをWeb上で実施することによって、顧客の閲覧回数や離脱率の数値を詳細に把握できるのが、Webマーケティングの大きな特徴かつメリットと言えます。
Webマーケティングと似た言葉としてデジタルマーケティングという言葉も存在します。
Webマーケティングが各媒体や検索サイト上での広告から自社Webサイトへの誘導を行うことを指すのと比較して、デジタルマーケティングはあらゆるチャネルを想定した取り組みのことを指します。
下図のように、
マーケティング>デジタルマーケティング>Webマーケティング
の順により詳細になっていくイメージです。
Webマーケティングとは何かについて理解できたところで、次はWebマーケティングを行う重要性について見ていきましょう。
2.Webマーケティングの重要性
(引用:経済産業省/電子商取引に関する市場調査の結果https://www.meti.go.jp/press/2020/07/20200722003/20200722003.html)
上図は2010年から2019年におけるEC市場規模の推移をまとめたものです。
10年連続で右肩上がりの成長を続けていますね。
EC市場の拡大によって、インターネットを介したモノやサービスの提供が今や当たり前になりました。
またコロナウイルスの流行が人々の外出を制限し、EC市場の拡大を後押ししたことも間違いないでしょう。
昨今はSNSの発達により、企業と消費者のコミュニケーションが購買のキーとなっています。企業がSNSを介して消費者にアンケートを実施したり、寄せられたコメントを見て商品開発に活かしたりといった動きも見られるようになってきました。
また顧客のレビューや口コミを見て他の消費者の購買行動を促進するといった、顧客同士のコミュニケーションも生まれています。
EC市場の成長率や、こうしたSNSが消費者に及ぼす影響を加味すると、EC事業をやっているのであれば、Webマーケティングを取り入れることは収益アップのためにも重要であるといえますね!
続いては、Webマーケティングを行う上でのファーストステップについて詳しく見ていきましょう。
3.Webマーケティングのファーストステップ
いざWebマーケティングを始めよう!と思っても一体どこから手をつければ良いのか?という方が多いのではないでしょうか。
Webマーケティングを行う上での最初のステップは・・・
3C分析になります!
3C分析とは、市場( Customer)、競合(Competitor)、自社(Company)について分析するフレームワークのことです。
3C分析を行うことで、自社が成功するための要因(KSF)を導き出し、成功に向けた事業計画を作成することができます。
3C分析を通して浮き彫りになった市場のニーズ、競合の特徴、自社の強みや課題を元に、今後自社が行うべきWebマーケティングの施策を具体的にイメージしていきましょう。
では実際に、Webマーケティングにおける具体的な施策について見ていきましょう!
4.Webマーケティングの施策
Webマーケティングの施策は集客と導線に分類されます。
①集客
(1)SEO(検索エンジン最適化)
SEO(検索エンジン最適化)とは、GoogleやYahoo!のような検索エンジンのオーガニック検索において、上位に表示されるようにウェブサイトの構成などを調整することです。
上位検索を獲得することによって、オーガニック検索からWebサイトへの流入を増やすことができ、結果として収益アップに繋がります。
SEO対策は他の施策と異なり費用が発生しないため、長期的な目線で見れば最も取り組むべき施策の1つと言えます!
(2)広告
Web広告の醍醐味は施策の多さと言えるでしょう。
それぞれの広告によって訴求相手や適した訴求内容、また費用が大きく異なるため、十分な事前準備が必要と言えます!
(例)
- リスティング広告
- バナー広告
- アドネットワーク広告
- リターゲティング広告
- SNS広告
(3)SNS
FacebookやTwitter、Instagramなどのソーシャルメディアを利用したマーケティング手法です。
消費者のシェアのしやすさにより、他の拡散手法に比べてファン形成やブランディングに強いのが特徴です。
↓インフルエンサーマーケティングについて詳しく知りたい方はこちら
【インフルエンサーマーケティングとは?】概要、特徴、費用まで徹底解説します!
(4)メールマガジン
自社の顧客リストに、セールスメールや情報・ノウハウなどを送って検討確度を上げたり、顧客が求める情報を提示したりすることによって消費行動を促す手法です。
②導線
(1)LPO(ランディングページ最適化)
LPO(ランディングページ最適化)とは顧客の目的に合わせたテキストやクリエイティブでLPを用意することで、途中離脱を防ぎながら効率的にコンバージョンまで遷移させることです。
LPOでは、広告とLPのファーストビューで訴求内容をそろえたり、ページ速度の読み込みを早くしたりといった対策方法があります。
(4)EFO(入力フォーム最適化)
EFO(入力フォーム最適化)とは、フォーム入力にかかる労力を軽減し、顧客の離脱を減らす施策です。
顧客情報取得にどうしても欠かせないのがフォームの入力ですが、一般的に、何も対策をしていないフォームは、約60%もの顧客が離脱しているといわれています。
フォーム自体の構造が原因と考えられる場合、またCV率(購入率)を向上させたい場合はEFOを実施するのが効果的と言えます!
5.まとめ
今回は、ECにおけるWebマーケティング手法について解説しました。
ECでの販売はしっかりとした知識があれば、着実に成果を上げることができます。
いきなり大きく売上を伸ばすことは非常に難しいですが、試行錯誤を繰り返してECでの販売をより良いものにしていきましょう!
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