【EC事業者必見】ブランドイメージとは?向上させるメリットや方法を紹介!

こんにちは、BIZROVEのfujiです!

今回は「ブランドイメージ」についてのご紹介です。

ブランドイメージを向上させるメリットや具体的な方法について、分かりやすく解説していきます。

ECサイト(自社サイト)運営の参考になりますので、EC担当者の方はぜひ最後まで読んでいってくださいね^^

1.ブランドイメージとは

ブランドイメージとは「顧客が企業や商品・サービスに対して抱くイメージ」を指します。

海外の高級ブランドなら「かっこいい」「洗練されている」や、日本の老舗ブランドであれば「安心感がある」など、顧客は企業に対して何かしらのイメージを抱いています。

ブランドイメージは商品やサービス自体はもちろん、ECサイトやパッケージのデザイン、広告など、多くの要素に影響を受けます。

広告や商品の見た目などを通じて感じ取れるブランドイメージを参考に、購入するかどうかを決めている顧客も多くいます。

例えば、商品をまだ購入していないため品質が分からない顧客は、無意識に抱いているブランドイメージを参考に購入する場合も多いものです。

このように、ブランドイメージが顧客や売上に与える影響は大きく、企業やECサイトの運営には欠かせない考え方です。

2.ブランドイメージを向上させるメリット

顧客が企業などに対して抱くイメージを高め、魅力的なものにしていくことを「ブランドイメージを向上させる」などと表現します。

ブランドイメージを向上させるメリットを以下でご紹介します。

①長期的な利益が得られる

ブランドイメージを向上させることで、継続的に購入してくれる顧客を獲得できる可能性があります。

買い物をする際はあれこれと色々なブランドの商品を検討せず、初めから「このブランドの商品の中から選ぼう」と決めている人も多いものです。

皆さんの中にも「スマートフォンやパソコンはApple製品がいい」「バスタオルは今治タオルが好き」など、馴染みのブランドや企業があるという方は多いのではないでしょうか。

ブランドイメージを向上させると、企業の製品を愛用してくれる顧客が増えていきます。

そのような顧客に継続的に商品を購入してもらうことで、長期的に安定した利益を得られることがあります。

②優秀な人材の確保ができる

ブランドイメージに魅力を感じるのは顧客だけではなく、求職者も同じです。

ブランドイメージの向上や定着により「自分もこの企業で働きたい」と感じる求職者が増えれば、優秀な人材と出会える可能性も高まります。

自社やブランドの雰囲気があらかじめ求職者に伝わっていれば、ミスマッチが減る可能性もあるでしょう。

このように求職者に対するイメージを意識的に高める戦略を「採用ブランディング」と呼ぶこともあります。

また、人材のみならず、優秀なパートナー企業に恵まれることも期待できます。

③他社との差別化に繋がる

ブランドイメージを確固たるものにすることは、他社との差別化に繋がります。

例として「無印良品」はシンプルさや使い勝手の良さ、安心感などのブランドイメージから人気を集めていることは、周知の通りです。

このようなイメージから「無印良品であれば大丈夫」と感じる人も多く、多くの人から自然と選ばれるブランドに成長しました。

雑貨やアパレル、食品まで幅広く販売し、多くの顧客に選ばれているという点でトップクラスのブランドであり、「ブランドイメージの向上により他社と差をつけている」と言える例でしょう。

近年は多くの企業がEC事業に参入し、競合の多さが課題となっている企業も多くあります。

しかしブランドイメージを向上させることで、他社の差別化が期待できるのです。

3.ブランドイメージを向上させる方法

ブランドイメージが企業の経営や売上に大きな影響を与えることが分かりました。

では、ブランドイメージを向上させるためにどのような取り組みを行えばいいのでしょうか。

具体的な方法3つをご紹介します!

①ターゲットを決める

ターゲットとなる顧客を設定することは、ブランドイメージを確立させる上で重要です。

年齢や性別・居住地から、ライフスタイル・価値観まで細かく書き出します。

ターゲットを想像することで「このターゲットにはどんなブランドイメージが響くのか?」と、具体的な想像を膨らますことができます。

ターゲットが広すぎると顧客の気持ちに刺さりにくく、狭すぎると顧客を限定してしまうという側面があることを覚えておくといいでしょう。

②ブランドや企業のコンセプトを明確にする

ブランドや企業にとって重要となる理念や考え方は、明確に定義しておくことが重要です。

企業によって何を定めるかはさまざまですが、ブランドイメージを確立するためには以下の指標を検討することが一般的です。

<指標の例>

  • コンセプト:ブランドの方向性
  • ビジョン:将来のブランドや企業にとってあるべき姿、構想
  • ミッション(使命):自社の商品やサービスを通じて、どんなミッションを実現したいか

上記をはじめとする指標を決定していくことで、顧客に抱いてもらいたいイメージを定義します。

商品やサービスはもちろん、ECサイトやパッケージのデザインなどにも意識してこれらを落とし込んでいきましょう。

また、顧客に対してだけではなく、社員にも周知していくことが大切です。

折に触れて幹部から社員に伝えたり、理念を書いて貼り出したりなどの取り組みが考えられます。

③ブランドストーリーを活用する

ブランドイメージを顧客に深く理解してもらうためには、ブランドストーリーを作り込むことも有効です。

ブランドストーリーによって顧客の心を動かし、共感を得ることで、顧客の中のブランドイメージをより向上させる効果があります。

動画配信サービスのNetflixを例として考えてみましょう。

Netflixの創業当時はDVDレンタル事業をメインに行い、今では考えられないほどの地道な経営を続けていました。

しかし、動画配信サービスに切り替えたことで、現在の事業規模に成長します。

その成功になぞらえて「夢を諦めるな」といった看板広告を掲示し、力強いメッセージを伝えています。

諦めず成功したという企業の歴史をブランドストーリーとして、ブランドイメージ向上のために有効に利用しているのですね。

EC事業においては、創業時のエピソードや商品開発時の苦労などを、ECサイトのコンテンツとして掲載するなどの方法があります。

4.まとめ

ブランドイメージを向上させるメリットや、その具体的な方法などについて解説してきました!

EC事業を行う上では「企業やブランドに対して顧客がどのような印象を持っているのか」という視点が欠かせません。

提供したいブランドイメージを明確にし、商品開発やECサイト構築に活かしていきましょう。

「現在の取り組みに自信がない」「なかなか売上が上がらない」などの課題をお持ちの場合は、ぜひ「株式会社AVROVE」にお気軽にご相談下さい!

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