こんにちは、BIZROVEの高橋です!
今回は「楽天市場で一から商品登録する方法」についてのご紹介です。
楽天市場において個別に商品登録する方法、一括で商品登録する方法を徹底解説していきます。
今後楽天市場に出店を検討されているEC担当の方にとっては必見の情報を分かりやすくご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。^^
1.楽天における商品登録情報の重要性
商品登録のやり方・工夫によって、出店した店舗の売上を増大させることができます。
楽天自体の店舗売上は「集客数(ページへの誘導数)」×「購入率」×「客単価」となりますが、集客数と購入率はそれぞれの要因を商品登録によって大きく改善することができます。
以下にて楽天で商品登録をする際の入力事項で売上に影響する項目について解説します。
集客数(クリック率)対策
タイトル
楽天市場内の検索で自店舗を上位に表示させるために「タイトル設定」は非常に重要です。型番商品(メーカー・ブランド品など)については、競合他社も多く出品しており、検索順位によって売上数は大きく変動します。楽天の検索キーワードを選定する際は、色々な方法がありますが、まずは「サジェストワード」を意識して設定することで上位表示を狙いましょう。ちなみに、サジェストワードとは、楽天市場の検索画面から「キーワード(メイン)」を入力して、その下に表示される予測キーワードの事です。
サムネイル画像
楽天で検索された際にタイトルと一緒に表示される「サムネイル画像」もとても重要です。サムネイル画像を最適化することで、検索一覧画面からのクリック率(CTR)を高めることができます。画面を遷移した際に、似たような商品がズラッと並びますので、その中でいかに気になると思って手を止めてもらえるかが重要になってきます。
購入率対策
リードタイム設定
リードタイムとは「購入したらどれくらいの期間で発送されるか」を表すものであり、まずこのリードタイムの設定が重要です。様々な店舗を確認するとそもそもリードタイム自体が設定されていなかったり、リードタイム自体が設定されているものの、日数が5日以上と長すぎたりするケースが非常に多いです。比較検討された時、より早く届く店舗から購入されることが多いため、なるべくリードタイムは短く設定するべきです。商品登録する際に一度見直しましょう。
販売価格
商品を出品した際の商品の販売価格は非常に重要です。例えば、型番商品(メーカーやブランドなど)の場合は、単純に価格で比較されるケースが多くあります。メーカーやブランドなどは店舗名問わず、ある程度の信頼が付与されているために価格だけを比較しているお客様も多いです。商品登録の際は、価格設定も考慮しましょう。
上記4点のように商品登録する情報、入力する内容を正しく設定することで大きく売上が変動します。
つまり商品登録は売上に直結する作業なので、きちんと押さえておく必要があるということですね。
それでは具体的に楽天市場でどのように商品登録するべきなのか解説していきます。
2.楽天商品登録画面の概要
楽天市場の商品登録は、RMS(店舗運営システム)の画面を通じて行います。
RMSとは円滑な店舗運営やユーザーとの接点づくりに不可欠な4つの機能を1つに統合したシステムです。
4つのシステムとは以下の4つを示します。
- 店舗構築
- 受注管理
- メール配信
- データ分析
店舗構築とは店内レイアウト、商品配置、目玉商品、値札貼りなどの作業をWEB上で行なえる機能です。
受注管理とは、注文を管理する機能です。「一覧」「分類」「一括」処理ができるので、大量の注文も効率的な作業が可能です。
また、様々なお客様と効果的なコミュニケーションを実現できるメール配信機能では、収集したメールアドレスを様々な条件で抽出して販促用のメール配信が可能です。
データ分析とは売上アップを全面的に支援する機能で自分の店舗の強みと弱みを分析して売上アップ戦略や企画を考える機能です。
楽天RMSについてもっと知りたい方は下記の記事をご参照下さい。
【初心者必見】楽天市場 RMSの機能を徹底解説!│BIZROVE | ビジネスをもっと面白く。EC・マーケ・経営 (acrove.co.jp)
①楽天商品登録画面へのアクセス方法
それでは具体的に楽天の商品登録画面をするために、アクセス方法について解説します。
まずはじめに、RMSにログインします。
R-LoginとR-Loginパスワードを入力して、ログインをクリックします。
作業者が分担されている場合や、外注への依頼などでは、別にアカウントを追加して個人情報や売上情報にアクセスできないように設定することも可能です。
上の画像がRMSのログイン画面となります。
商品登録への画面遷移方法としては、RMSメニューの「店舗設定」をクリックいただき、「1-商品管理」から設定を行います。
商品を1件ずつ登録する場合、「商品ページ設定」をクリックします。
「商品個別編集機能」の「商品個別登録」をクリックします。
②商品個別登録画面の項目内容
入力必須項目は以下の2項目です。
- 商品名
- 販売価格
それ以外の項目については必要に応じて、入力するという形です。
ここで大切なのが、「商品管理番号」と「商品名」について予めルールを決めておくことをおすすめします。
商品管理番号は楽天市場以外でもショップを運営して、在庫を共通管理する場合に重要になってきます。他の店舗Yahoo!ショッピングあるいは独自店舗に展開する際には、同時展開する際に在庫連携が課題となります。
そこで在庫連携システムを導入する場合、各ショップ間で商品管理番号の連携が取れてると安心できます。
楽天と他の店舗で異なるルールで商品管理番号が振られていると連携が複雑になる可能性があるため、この部分は各店共通で設定しておくと良いです。
商品名については127文字(半角255文字以内)となっていますが、楽天内の検索画面に表示されるのはPCで約40文字、スマホで約30文字となっています。
つまり、重要なワードや見てほしい言葉は前の部分に入れる方が良いです。
3.商品情報の登録方法
楽天の商品登録は、先ほど紹介した商品個別登録画面を通じて行うのが基本となります。
入力欄がたくさんあるので戸惑うかもしれませんが、入力必須の項目や販売上特に重要な項目はそれほど多くありません。
①商品登録方法〜個別編〜
まず、RMS上で覚えておくべき項目が以下の3つとなります。
- 商品基本情報
- 商品ページ編集
- 商品登録情報
〈商品基本情報〉
商品基本情報とは商品名や価格、配送方法など先ほど紹介した内容です。
〈商品ページ編集〉商品ページ編集画面とは主に商品の説明文と画像を挿入する画面のことです。
商品説明文についてはPC用とスマホ用で分かれています。大多数がスマホを使うことが多いので、スマホで見た時のレイアウトや情報量は大切です。
また商品画像については、商品画像登録ガイドラインが設定されているため、テキスト要素の占有率や枠線・背景などガイドラインに則って作成しましょう。
〈商品登録情報〉
商品登録情報とは、商品の分類に関する情報です。
②商品登録〜CSV一括編〜
楽天市場で売上の増加を目指すには、商品数も継続的に増やし続ける必要があります。
そして商品数を継続的に増やしていくには、前述した通り商品登録作業が必要になります。
楽天RMSの管理画面から商品を1点ずつ登録する方法は基本中の基本ですが、この方法だと非常に時間がかかってしまいます。
複数店舗を運営している店舗だと尚更時間がかかります。
そこで楽天RMSで商品登録のCSV一括登録を利用することで、まとめて効率よく登録できます。
以下で登録方法をご説明します!
(1)CSV商品一括編集の申し込み
CSVを利用するためにはまず申し込みが必要です。
利用料金は月額10,000円(税別)です。
楽天RMS >拡張サービス一覧 > 1オプション機能利用申込・解約から申し込みできます。
そして、CSV商品一括編集 申込・解約のリンクより申込申請を行うと利用が可能になります。
(2)CSVデータのダウンロード
続いて、CSVを利用するソフトをダウンロードしたら、CSVテンプレートをダウンロードします。
楽天RMS > 店舗設定 > 1商品登録・更新 > CSV登録と遷移することでダウンロードができます。
そして自分が必要な項目を選択してダウンロードすれば完了です。
4.まとめ
いかがでしたでしょうか。
楽天市場で出店した際に、商品登録することは売上に直結する重要な作業であり、登録方法をマスターすることで、店舗運営効率も大きく向上します。
もしあなたが楽天や自社ECEC等のECでの販売に困っている、そもそも進出すべきか分からず相談したいという場合は、ぜひ「株式会社AVROVE」にお問い合わせ下さい。^^
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