こんにちは、BIZROVEの高橋です!
今回は「楽天市場でメルマガを配信する方法」についてのご紹介です。
楽天市場に出店してメルマガを配信するコツや、メルマガの種類等を解説します。
今後楽天市場に出店を検討されているEC担当の方にとっては必見の情報を分かりやすくご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。^^
1.楽天市場でのメルマガ配信について
楽天市場に店舗を出店したものの、どのように売上を伸ばしていったら良いか分からないといった悩みを抱えた経験はありませんか。
一般的に売上を上げるための一つの施策として「メールマガジン」(以下メルマガ)がありますが、楽天でも同様にメルマガの機能があります。
メルマガはダイレクトにお客様に情報提供できるので、リピーターを獲得する観点からも優れている手段です。
楽天市場のメルマガ機能は「R-mail」と呼ばれていて、RMS管理画面内に存在してます。
1.楽天 メルマガ R-mailの申し込み方法
R-mail機能の利用には、別途申し込みが必要です。R-mail機能の申し込み手順は以下の通りです。
①RMSにログイン
RMSにログインしてください。
RMSにログインする際には「R-Login ID」と「R-Login パスワード」の入力が必要ですので別途ご準備ください。
②店舗様向け情報・サービスをクリック
RMSトップページの左型タブから「店舗様向け情報・サービス」を選択し、クリックします。
③オプション機能利用申込・解約をクリック
④「R-Mail(メール配信)」の申込・解約をクリック
有料と記載されておりますが、楽天の条件を満たしたリストから配信すれば週に1回は無料になります。
尚、無料となる条件はメールに対する反応6ヵ月以内orメール購読開始日3ヵ月以内とされています。
(参照:RMS内「店舗運営Navi」2022年3月時点)
⑤利用規約に同意して「お申し込み」をクリック
①〜⑤までの作業が完了後、3営業日前後で開通します。
ではいったいどのような種類のメルマガがあるのか、以下で解説していきます。
2.メルマガ5つの種類について
メルマガの種類は以下の5種類です。
- PCテキストメール
- HTMLメール
- レスポンシブメール
- モバイルテキストメール
- モバイルHTMLメール
①PCテキストメール
PC宛にテキストを送信するメールが「PCテキストメール」です。
テキストメールとは、基本的に画像や装飾がなく文字だけで作成されたメールのことをイメージして頂くと分かりやすいでしょう。
②HTMLメール
ウェブページを作成するために開発された言語であるHTML形式でメールを送信するものが「HTMLメール」です。
HTMLメールではHPのように文字のフォントや色、大きさを変えることができるだけでなく、画像や動画を入れるなど、表現力の高い訴求力のあるメールを作ることができます。
③レスポンシブメール
「レスポンシブメール」は、PCやスマートフォン、タブレットそれぞれの表示に適したメールを作成して、送信するものです。キャリア向けのアドレスには送信されない仕様となっています。
④モバイルテキストメール
キャリアアドレス向けに送信するテキスト形式のメールとして「モバイルテキストメール」があります。
⑤モバイルHTMLメール
HTML形式は多少の知識が必要となりますが、それ以外は比較的簡単に作成できますので、売上向上のために活用してみてはいかがでしょうか。
②メルマガを配信する方法
それでは実際にどのようなフローでメルマガを作成すれば良いのでしょうか。
ここではPCテキストメールを例にメルマガを送信する流れについて解説します。
(1)「メルマガ配信」をクリック
(2)「メール送信」をクリック
(3)PCテキストメールの「次へ」をクリック
※別の種類のメルマガを送信したい場合は、送信したいメルマガの種類の「次へ」をクリックしてください。
(4)「無料配信対象ユーザーへ送る」をクリック
(5)「この条件でリストを作成する」をクリック
(6)各項目を入力し、「プレビュー画面」をクリック
(7)内容を確認し、ページ下部中央の「次の画面へ(テスト送信)」をクリック
以上で送信完了です。
2.楽天市場でのメルマガ配信単価について
一部の無料配信対象ユーザーを除き、基本的には楽天市場でメルマガの配信単価は、1通あたりの単価で設定されていて、以下の2通りです。
- 1円/通(税別)
楽天市場でのメルマガは原則として、有料で1通あたり1円のコストがかかります。
例えば、100,000ユーザーに対してメルマガを配信する場合
1回あたりの配信コストは100,000円となります。
これを1ヶ月に20回行うだけでも、2,000,000円のコストがかかります。
リピート客獲得のために有効な手段であるメルマガですが、基本的に有料の機能なので、配信数を増やしていけばそれなりに費用がかかります。
とは言え、楽天市場では常時、週に1回限定無料で配信可能なキャンペーンを行っているため、うまく活用していきたいですね。
3.質の高いメルマガを配信するコツ
ここまで楽天市場のメルマガの概要と価格について理解しましたが、実際どのような点を意識してメルマガを作成すれば良いのでしょうか。
ポイントは3点です。
- 配信リストをセグメント
- 件名を工夫
- 送信時間を工夫
- 定期的に企画を開催する
①配信リストをセグメント
メルマガは1通あたりに費用が発生するため、購入率を上げるためにもユーザーの中でターゲットを絞ってメルマガ配信することが有効です。
ある商品に対して、関心が深そうなターゲットリストを作成したり、商品に対して購入経験があるお客様のみに限定してメルマガ配信を行うなど、ページが見てくれる可能性が高い人に対してアプローチを行いましょう。
結果として、送客率も上昇して、上記の単価の値下げ条件にも貢献できる手段です。
②件名を工夫
メールが送信されたとしても本文を最後までしっかりと熟読するお客様は少ないです。たくさんのメールを受け取る中で目を通す可能性が高い箇所が「件名」です。
したがってタイトルの設定は非常に重要です。特にメールのタイトル部分に表示されている文字数は限りがあります。
一般的に、PCでは30文字前後、スマホでは12~14文字がメール開封前に表示されている文字数と言われています
なるべく伝えたい大事な内容や開封してもらいやすくするためのキーワードに関しては冒頭に来るように工夫をしましょう。
③送信時間を工夫
メルマガの効果を測る上で大事な要素となる開封率には、送信時間が大きく影響しています。
例)
- ターゲット層がサラリーマンであれば、平日通勤前にスマホで情報チェックを行うので朝の8時~9時に配信を行う
- ターゲット層が主婦層であれば、家族を送り出し、家事がひと段落した朝の10時~午後2時に配信を行う
上記例のように、ターゲットに合わせて送信時間を工夫することが大切です。
④定期的に企画を開催する
送信したメルマガの関心を保つためには、お客様が実際にリンクを開いたことによるメリットを感じてもらうことが重要です。
例えば、日付を決めて企画を開催、企画を継続することでお客様に商品内容を訴求できたり、店舗イメージが伝わりやすくなります。
4.まとめ
自店舗の売上を上げるために、メルマガは1つの有効な手段です。
メールの配信形式もセグメントごとに形式を変えたり、価格に関しても一定の条件のもと下げたりするなど、ただメルマガを使うだけではなく、ちょっとした工夫をすることで更なる成果に結びつきやすいです。
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