【Webマーケティング施策】媒体別インプレッション数を増やす方法

こんにちは、BIZROVEの高橋です!

今回はWebマーケティング施策において重要な指標である「インプレッション」を増やす方法についてご紹介したいと思います。

1.インプレッションとは?

まずインプレッションとは、「印象」を意味する英語「Impression」を元に生まれたマーケティング用語です。

よく「IMP」と略されます。

インプレッションが指す内容は媒体によって異なります。

①リスティング広告やDMP 広告の場合

広告がディスプレイ上に表示された回数、すなわち、消費者が広告を目にした回数のことを指します。

②TwitterやFacebook、InstagramなどSNSの場合

広告の表示のみではなく、一般的な投稿が表示された回数のことを指して使用されることもあります。

Webマーケティングのファーストステップとして、まずは消費者の目に留まる必要がありますが、インプレッションは実際に消費者への露出を数値化したものであると言えますね!

2.インプレッションを把握する重要性

次に、インプレッションを把握する重要性について見ていきましょう。

上記にてインプレッションは消費者の前に広告や投稿が表示された回数であるとありますが、実際に表示されるだけで、消費者は購買行動へと直結するでしょうか?

答えは「No」です。

実際は広告や投稿が目に留まっても、消費者がそれらをクリックして自社LP(商品ページ)まで辿り着かない限りは効果を発揮していません。

このとき、広告や投稿の有効性を示すものがクリック率(CTR)となります。

クリック数(クリックされた回数)自体も把握することができますが、

「何回表示された中で何回クリックされたか」

が分からない限りは広告や投稿自体の有効性を正確に測ることはできませんよね。

クリック率は、下記の計算式で求めることができます。

クリック率=広告のクリック数÷インプレッション×100

クリック率を求めるためにもインプレッションが必要であることに加えて、クリック数だけが分かっていても、広告や投稿自体の有効性を正確に把握することができないことからもインプレッションがいかに重要か伺えますね!

3.媒体別インプレッション増加施策

では実際に、媒体別にインプレッションを増やす施策について見ていきましょう!

ここでは①広告と②SNSに分けて見ていきます。

①広告

Web広告におけるインプレッションを増やす施策は3つあります。

(1)キーワードの入札単価の引き上げ

Googleのリスティング広告は、キーワードの入札価格によって表示順位が変動します。

詳しい入札単価とキーワードの順位はGoogle AdWordsにて確認することができるので、ぜひ自身の広告に使用しているキーワードについて一度チェックしてみましょう!

Google AdWordsにてキーワードの適正価格の見当がついたら、適正価格まで入札単価を調整します。

ここで入札金額が高くなりすぎると、クリック率との兼ね合いで、クリック単価が非常に大きくなってしまうので注意が必要です!

各キーワードのクリック率の変動を細かくモニタリング(観察)しながら、適切な入札金額を維持しましょう。

(2)競合が少ないキーワードへの入札

Googleのリスティング広告はキーワードごとの入札方式であるため、同じキーワードに対して他社の入札が殺到している場合は入札価格が高くなります。

入札単価の高いキーワードをそこそこの入札価格で課金して低い掲載順位を得るよりも、新たに競合の少ないキーワードを探して入札する方が効果的であると言えます!

(3)広告予算の増額

Google内の広告のインプレッションを増やすために、広告全体の予算を増やすというのも1つの方法です。

リスティング広告やディスプレイ広告では、1日の予算額に制限がかけられているケースがあります。1日の上限を超えた時点で表示が停止され、獲得できたであろう消費者を獲り損ねてしまいます。

もし、1日の予算額の上限を設定しており、頻繁に上限に達しているのであれば、予算の上限金額を引き上げることも1つの手です!

②SNS

SNSでのインプレッションを増やす施策は3つのポイントの掛け合わせになります。

「ターゲット」×「コンテンツ」×「投稿時間」

(1)ターゲット

まずは参入したいコミュニティにおけるインフルエンサーを特定しましょう。

ターゲット選定の際は継続して「いいね」や「投稿」を行なっていることが必須になります。

TwitterやFacebookなど主要SNSではフォローの有無に関わらず、「いいね」された投稿が更に拡散されるアルゴリズムが用いられているため、ターゲットからの「いいね」は大きな拡散力があると言えます。

(2)コンテンツ

次はSNS内において「いいね」獲得を目指すコミュニティにおいてインプレッションの取れるコンテンツを発信しましょう。

インプレッションの取れるコンテンツは各コミュニティによって若干変わりますが、必須条件としては画像や動画の有無が挙げられます。

例としてTwitterでは画像や動画が挿入された投稿がタイムラインにて上位表示されるアルゴリズムになっています。

(3)投稿時間

最後にコミュニティにおけるホットタイム(活動が活発な時間)にコンテンツを投稿しましょう。

コミュニティによってホットタイムは異なりますが、アクティブユーザーの多い時間帯に投稿することでよりインプレッションが増加するのは当然ですよね!

4.インプレッションを増やす際の注意点

広告とSNSに分けてインプレッションを増加させる施策について見たところで、最後にインプレッションを増加させる際の注意点をお伝えしておきます。

インプレッション増加施策を行う際の注意点は・・・

ターゲット以外にも広告や投稿が表示されることによる広告費用の無駄遣いです!

インプレッションという数字を追い求めるあまり、その中身が全くのターゲット外だらけになってしまっては元も子もありませんよね。

インプレッションの数は大切ですが、同時にきちんとターゲットにも届いているか、質にも注意しましょう!

5.まとめ

今回はWebマーケティング施策において重要な指標であるインプレッションを増やす方法、また注意点について紹介してきました。

本記事を通してインプレッションについての理解が深まったのではないでしょうか?

インプレッションを含め、Webマーケティングに関する基本的な知識を生かして、各々にあったマーケティング施策を繰り広げていってください!

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