【楽天の広告徹底解説!】初心者向けに楽天広告の種類と特徴をご紹介します!

こんにちは、BIZROVEの上原です!

今回は「楽天広告の種類と特徴」についてのご紹介です。

この記事を読むと、難しそうに感じる楽天の広告の種類と特徴が分かるようになっています。

楽天に出店を考えている方や、既に出店していてさらに売上を伸ばしていきたい方には特に必見の内容となっていますので、ぜひ最後まで見ていってくださいね。^^

1.楽天の3種類の広告について

男の子が広告を見ている画像

楽天広告には掲載型広告と配信型広告、成果報酬型広告という三つの種類があります。

その三つの広告からさらに細かくすると以下のように分けられます。

  • 掲載型広告…楽天市場広告、特別大型企画
  • 配信型広告…楽天配信、店舗配信
  • 成果報酬型広告…RPP広告、クーポンアドバンス広告、CPA広告

それぞれの広告を1つづつ解説していきます。

2.楽天 掲載型広告

広告の画像

掲載型広告はPCやモバイルのサイト上に広告を表示する広告で、ユーザーがクリックした際に課金されるシステムとなっています。

掲載型広告には、以下の〇種類の広告があります。1つずく詳しく解説していきます。

①楽天市場広告

楽天市場広告は楽天トップページやジャンルページ、特集ページなどに掲載される広告です。

決まった広告枠を購入して掲載する仕組みとなっており、楽天内純広告と呼ばれています。

入稿すれば必ず楽天ページに掲載されるので、多くのユーザーと接触することができ、商品やブランドの認知度を高めることが出来るというようなメリットがあります。

逆に、ターゲットを絞らないため購入に繋がりにくいということと、上位枠を獲得しないとなかなかクリックされないというデメリットもあります。

②特別大型企画

特別大型企画は、大きい広告予算をかけることができるほどの売上実績のある会社向けの広告です。

特別大型企画は、大口予算枠と超目玉枠の2種類に分けられます。

どちらも必ず掲載できるとは限らず、楽天が売上実績や広告予算の高い店舗から掲載する店舗を調整して選ぶ仕組みです。

・大口予算枠

大口予算枠とは、楽天スーパーセールやお買い物マラソンなどのキャンペーンイベント期間に、200万円以上の予算で広告枠を購入しなければ使用できない広告枠となっています。

希望の広告枠を選択して広告費が200万円に達しても楽天側からの調整がかかるため、必ず出稿出来るとは限りませんのでご注意下さい。

・超目玉枠

超目玉枠は、広告費がかからない広告です。

この広告枠には、楽天が開催する広告を盛り上げるための協賛商品が掲載されます。

店舗は楽天のこの広告枠に掲載してもらうために、「キャンペーン期間は商品を50%オフにして販売すること」などの楽天が提示する条件を満たすことが必要です。

楽天のキャンペーンセールなどのイベントが成立するのは、その期間に店舗が割引やポイントアップなどのキャンペーンを行うからであり、これを促すために楽天は条件付きで無料広告掲載を行なっているのです。

ただこれも、条件を満たせば必ず掲載されるというわけではなく、売上実績などで楽天が選んで表示させるため注意が必要です。

3.楽天 配信型広告

スマホ画像

配信型広告は「おすすめニュース広告」とも呼ばれており、楽天からユーザーに配信されるメルマガに掲載される広告です。

大きく次の2種類に分かれます。

①楽天配信

楽天配信は、ユーザーの閲覧履歴などを元に、購入を見込めそうなユーザーに対して楽天が商品選定と広告配信を行うものです。

金額は5,000円からのクリック型課金制となっており、複数ある店舗から購入意欲のありそうなユーザーを楽天が選択し、その店舗の商品と広告をメルマガで配信してくれます。

メールの作成も配信も楽天が行ってくれることがポイントです。

②店舗配信

店舗配信とは、以前に購入したこのあるユーザーに対して、購入後のフォローアップや再購入を促すアプローチを行う広告です。

それぞれ何日前かに購入したユーザーに対して再購入を促していきます。

金額は3,000円からのクリック型課金制となっており、ポイントは「メールは店舗が作成し楽天が自動で配信を行う」ということです。

以上のような配信型の広告では、メルマガによる配信のため、開封率によってクリック数やコンバージョン数も変化してきます。

特に店舗側がメール作成を行う店舗配信では、開封してもらうためのタイトルの工夫が必要になってきます。

4.楽天 成果報酬型広告

成果報酬型広告とは、クリックやクーポンコード取得、コンバージョンなど、さまざまな成果に応じて費用が発生するものです。

広告費用が発生するのは成果が出た時点になるため、自社の店舗までユーザーがたどり着くことが保証されています。

そのため費用対効果が一番分かりやすく、予算を無駄にすることなく安心して利用しやすい広告です。

  • RPP広告
  • クーポンアドバンス広告
  • CPA広告

上記の3つの種類に分かれます。

それぞれの違いは以下となります。

①RPP広告(楽天内におけるリスティング広告)

RPP広告は、ユーザーの検索結果に広告が掲載される「検索連動型広告」になります。

楽天内におけるリスティング広告とも言えます。

ユーザーが検索したキーワードとマッチした商品を「商品名」「キャッチコピー」「商品説明文」から楽天が自動で表示させる仕組みになっています。

RPP広告枠はPCでは上位3枠、スマートフォンでは上位5枠と決まっており、検索結果の上位枠に表示させることにより、商品ページへの流入の増加と売上の増加が期待できます。

PC画面

PC画面スクリーンショット

スマートフォン画面

スマホスクリーンショット

実際の画面上では以上のように表示されます。

注意点として、デフォルトで店内全ての商品が広告の対象となってしまいますので、広告に出したい商品以外は、除外する設定をする必要があるので、ご留意下さい。

②クーポンアドバンス広告

クーポンアドバンス広告とは、2017年1月に開始した「パーソナライズ型クーポン付き露出広告」の事を指します。

楽天トップページやジャンルページ、検索結果ページなど様々なページに掲載される、クーポン付の露出広告です。

店舗が商品と値引き予算額を設定すると、楽天が自動で最適な値引き価格を予測して、クーポンを発行し、購入意欲の高いユーザーにアプローチをしてくれます。

注意点として、ユーザーがクリックした際にクーポンが発行される仕組みとなっており、クーポン使用時ではなく発行時に課金されるようになっているので、ご留意下さい。

予算や対象商品を自分で決めたい場合や、クーポンによる適正な値引き価格が分からないという場合にはおすすめの広告です。

③CPA広告

CPA広告とは、広告から購入されるごとに課金される広告です。

ユーザーが広告をクリックして720時間以内に広告経由で発生した売上に対して、20%の費用が発生します。

楽天トップページやジャンルページに掲載されますが、どのページにどの商品が掲載されるか分からないという点に注意が必要です。

入稿作業が不要で、RMS上で同意するだけで24時間以内に配信されます。

楽天の広告は期間が決まっていたり、月単位でしか出稿出来ないという広告が多いですが、CPA広告は好きなタイミングで広告配信の開始や停止ができることが特徴となっています。

5.まとめ

ここまでご紹介したことを、費用も合わせてまとめると以下のようになります。

広告種類分類特徴費用
楽天市場広告掲載型広告幅広い楽天市場ユーザーに商材・サービスを宣伝できる4万円〜120万円
特別大型企画掲載型広告短期間でコンバージョン獲得を狙える200万円以上
RPP広告成果報酬型広告検索された商品と関連した広告を表示5,000円以上
クーポンアドバンス広告成果報酬型広告楽天ユーザーの購買意欲を高められる40円×発行されたクーポン数
CPA広告成果報酬型広告好きなタイミングで広告配信を行える広告経由の売上高×20%
楽天配信メルマガ配信系広告幅広いメルマガ購読者に商材・サービスを宣伝できる5,000円以上
店舗配信メルマガ配信系広告既存顧客のニーズと相性のよい商材の宣伝に向いている3万円以上

参考: https://www.data-be.at/magazine/rakuten-ads-cost/

楽天市場は日本でも最大規模のECサイトなので、楽天広告を利用することは非常に魅力的な集客方法といえます。

しかし、Amazonなどと比較すると広告の種類が多く、運用に手間がかかってしまうものでもあります。

楽天での運用の困っている、または楽天やAmazonなどEC売上拡大にについて相談・外部委託したいという方はぜひ「株式会社AVROVE」にお問い合わせ下さい。

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