【効果抜群!】Amazonの動画広告を徹底解説!〜特徴から掲載場所、掲載の条件から注意点まで分かりやすく説明します〜

こんにちは、BIZROVEの上原です!

今回は「Amazonの動画広告」についてのご紹介です。

Amazonの動画広告の掲載を考えているEC担当の方などには必見の内容となっています。

この記事を読むことで、Amazonの動画広告の特徴から掲載場所、そして掲載の条件や注意点まで網羅的に理解できるようになっています。

ぜひ最後まで見ていって下さいね。^^

1.Amazonの動画広告とは

Amazonの動画広告とは、「スポンサーブランド動画広告」というもので、Amazon内に広告として動画を掲載することができる機能です。

ターゲティング方法は通常のスポンサーブランド広告と同じ様に、手動でキーワードを設定するマニュアルターゲティングのみとなります。

オートターゲティングによる運用はできない仕組みとなっておりますので、ご注意下さい。

2.Amazonの動画広告の特徴

Amazonの動画広告の特徴は、なんと言ってもその効果の高さです。

マーケティング会社の「Tinuiti」が2020年12月に行った調査によると、Amazonのスポンサーブランド動画広告は第4四半期(2020年10-12月)において、従来の静止画広告よりも440%以上高いクリック率を生み出すと同時に、静止画よりも30%以上高いコンバージョン率をもたらしたということが分かりました。

Amazonの「Prime Day」では、スポンサードブランド全体の売り上げが通常の600%近く増加しました。

その中の動画広告は5分の1程度で、残りは通常の広告でしたが、売上の増加を支えたのは動画広告だったのです。

このことからも分かるように、Amazonの動画広告はAmazonにある他の広告よりも非常に効果の高い広告であることをお分かりいただけたのではないかと思います。

3. Amazonの動画広告の掲載場所

Amazonのスポンサーブランド動画広告は、検索結果一覧に表示されます。

実際のAmazonでどのような場所に掲載されるのか、PC画面とスマートフォン画面は以下のようになります。

<PC>

PC画面

<スマートフォン>

スマホ画面

画像を見ると分かるように、スマートフォンでは画面の占有率が特に高くなるためユーザーに大きなインパクトを与えることができます。

4.Amazonの動画広告の条件

Amazonの動画広告を掲載するためには、大きく分けて2つの条件があります。

以下の条件を踏まえた上で掲載をするようにしましょう。

①Amazonブランド登録が完了しているブランドオーナーであること

スポンサーブランド動画広告は、Amazonにブランド登録が完了されていないと広告を掲載することが出来ません。

動画広告を掲載する前に、Amazonにブランド登録の申請を行ってから動画広告の掲載を行うようにして下さいね。

ブランド登録についての記事リンクほしい

②動画ファイルの規定に沿っていること

広告として使用する動画ファイルには、Amazonで規定があります。

規定内容は以下となっており、下記全てを満たす必要があるため動画作成時にはご留意下さい。


ビデオ仕様

  • 16:9縦横比
  • 1280 x 720ピクセル、1920 x 1080ピクセル、または3840 x 2160ピクセル
  • 23.976、24、25、29.97、29.98、または30fps
  • 1 Mbps以上のビットレート
  • H.264またはH.265のコーデック
  • 6~45秒の長さ
  • 500 MB以下
  • MP4またはMOVのファイル
  • メインまたはベースラインのプロファイル
  • プログレッシブスキャンの種類
  • 1ビデオストリームのみ

オーディオ仕様

  • 44.1kHz以上のサンプルレート
  • PCM、AAC、またはMP3のコーデック
  • 96 kbps 以上のビットレート
  • ステレオまたはモノラル形式
  • 1未満のオーディオストリーム

5.Amazonの動画広告の注意点

Amazonのスポンサーブランドとして動画広告を掲載するためには、掲載予定の動画に問題がないかAmazonに審査を依頼する必要があります。

その際に特に注意するべき点を6つご紹介します。

動画を制作する前に、以下の点を押さえておいて下さい。

①動画内にAmazonのブランディング要素を含まないようにすること

Amazon自体のロゴや商品、サービスなどについて動画内で触れてはいけないという決まりがあります。

②動画の最初や最後に黒や空のフレームを入れないこと

スポンサーブランド動画広告として使用する動画には、動画の最初と最後に黒や空のフレームを使用することをAmazonの規定で禁じられています。使用したまま審査に提出すると、審査に落ちてしまう可能性が高いためご注意ください。

③テキストのガイドラインを満たすこと

Amazonのスポンサーブランド動画広告においては、動画のクリエイティブに使用されているテキストが大きすぎたり、画面からはみ出したりしている場合は使用できませんので注意が必要です。

(テキストの推奨の大きさは30ポイント以上とされています。)

④カスタマーレビューを動画に使用しないこと

カスタマーレビューを動画に使用することは禁止されています。

また、Amazonの商品レビューや星の数の明示も禁止となっていますので、ご留意ください。

⑤45秒よりも長い動画を途中でカットして使用しないこと

Amazonのガイドラインで、途中で切れてしまう動画は顧客体験の質を低下させるとされています。

しっかり45秒以内に納まるように動画を作成する様にしましょう。

6.まとめ

以上が、Amazonの動画広告の特徴、掲載場所、掲載の条件、そして注意点のご紹介でした。

いかがでしたでしょうか。

前述したように、Amazonの動画広告のクリック率は他の広告に比べても非常に高いものとなっていますので、ぜひ導入を前向きに検討してみて下さい。^^

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