こんにちは、BIZROVEの上原です!
今回は「Amazonの出品許可申請」についてのご紹介です。
この記事ではAmazonの出品許可申請が必要な商品についてや、実際の出品許可申請方法を写真付きで丁寧に解説していきます。
これから商品を出品予定のEC担当の方には必見の内容となっていますので、ぜひ最後まで見ていって下さいね。^^
1.Amazon出品許可申請とは
Amazonでは商品登録を行う際に、特定のカテゴリーにおいてはAmazonから許可を得る必要があります。その販売許可を得るために出品者がAmazonに申請することが「出品許可申請」です。
「出品許可申請」ではカテゴリー単位による申請となり、Amazonに指定された書類を提出する必要があります。
この出品許可について、以下でわかりやすく説明していきます。
2.Amazonに出品許可申請が必要なカテゴリー
Amazonでは特定のカテゴリーにおいて出品許可申請が必要だと前述しました。
特定のカテゴリーとは、Amazonで「制限対象商品」として指定されている下記が例として挙げられます。
【制限対象商品】
- 酒類の取り扱い
- 動物および動物を材料とする商品
- 自動車用品
- 医薬部外品および化粧品
- 通貨、硬貨、および現金同等品
- 栄養補助食品
- 医薬品
- 武器および武器を模した商品
- 食品&飲料
- アダルト商品
- 不快感を与える商品
- Amazon デバイスおよび修理・メンテナンス用アクセサリ商品
- 電化製品・電子機器
- レーザー商品
- 医療機器の取り扱いについて(マーケットプレイス出品者用)
- 盗品及びロックピッキング装置
- 医療機器および関連商品
- 植物および種子製品
- リコール対象商品
- タバコおよびタバコ関連商品
- その他の商品
- 化学物質、農薬および肥料
- 家電リサイクル法に基づく義務に関する規約
引用:Amazonヘルプページ https://sellercentral.amazon.co.jp/gp/help/external/G200164330?language=ja_JP&ref=efph_G200164330_cont_200333160
また、上記Amazonヘルプページにて「制限対象商品」をクリックすると、出品可能商品例や出品禁止商品例を確認することができます。
カテゴリーや商品によっては出品禁止となっているものもあり、商品を出品する前に、上記カテゴリーに該当していないか確認する必要がありますのでご注意下さい。
3.Amazon出品許可申請方法
今回は大口出品としてAmazonで販売をするEC担当の方向けに、まだ該当商品を誰も出品していない場合の出品許可申請方法を説明します。
例:食品、もしくは料飲商品
①セラーセントラルにログインし、商品登録規約、ブラウズツリーガイドを開きます。
下記画像のように、「カテゴリー別在庫ファイルテンプレート(日本語)」から「食品&飲料」の在庫ファイルテンプレートをダウンロードします。
②ダウンロードしたファイルに通常の商品登録と同様に必要事項を入力し、アップロードして商品登録を行います。
(セラーセントラルTOP → 在庫タブ → アップロードによる一括商品登録 → 在庫ファイルのアップロード)
③在庫管理画面から商品登録された商品の「商品の編集」ボタンをクリックすると、以下の画面が表示されますので、「出品許可を申請する」をクリックします。
④以下の画面が表示されたら、小売店/販売店・メーカー・両方の中から該当する箇所をクリックすると必要書類の詳細が表示されます。
⑤必要書類はクリックした項目ごとに以下のように表示されます。
- 【小売店/販売店】を選択した場合→請求書と画像が必要
- 【メーカーまたは両方】を選択した場合→画像が必要
必要書類の規定については以下となりますので、漏れがないよう用意します。
1.[商品の購入に対してメーカーまたは卸業者が発行した請求書1通以上]
- 180日以内に発行された請求書であること。
- 出品用アカウントの情報と一致する名前と住所が入力されていること。
- メーカーまたは販売業者の名前と住所が含まれていること。
- 合計10点以上の購入が表示されていること。
2.[商品またはパッケージの画像]
- コンピューターで作成された画像ではなく、実際の写真であること
- 商品またはパッケージのすべての側面がはっきりと表示されていること
- 型番、商品名、またはその両方を記載すること
- 法人またはメーカーの名称と所在地を記載すること
そして必要書類をアップロードしたら「送信」をクリックします。
お疲れさまでした!
これで「出品許可申請」は完了です。
もし申請後にAmazonから「出品許可申請の承認を見送った」という旨の連絡が来た場合でも、諦めずに再度申請してみて下さい。
※ポイントとしては、別の書類(請求書)を用意して再申請することです。
何度か申請してからやっと許可が下りることもありますので、一度の見送りで諦めずに再度申請することをおすすめします。
4.まとめ
以上が、Amazonの出品許可申請についての商品カテゴリーと実際の出品許可申請の方法についての解説でした。
いかがでしたでしょうか。
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