こんにちは、BIZROVEの高橋です!
今回は、初めてAmazonに出品する方に向けて、Amazonでの出品方法について詳しく解説していきたいと思います!
1.Amazonで商売をするということ
楽天やYahoo!ショッピング等の大手モールがある中で、Amazonの一番のポイントは”誰でも”、”簡単に”始められることです。今や副業が当たり前になった時代でここまで気軽に始められるビジネスは多くはないでしょう。
今回はそんな「Amazonでの商売をやってみたい!」と興味を持っていただいた皆さんのためにAmazonでの出品の始め方を徹底解説していきます。
ここで1つ、格言を残しておきます。
「誰でもできる、だからこその”価格競争”」
Amazonでの商売をしっかりとした儲けにつなげることは、正直簡単ではありません。激しい価格競争から売れたとしても儲けにつながらない。。。という場合が非常に多いです。だからこそ、事前のプランニングが何よりも重要です。
では、プランニングのファーストステップとなる「アカウント作成」から「商品の出品」までの流れを見ていきましょう。
2.出品手順〜出品までの3ステップ〜
①Amzonにて「出品用アカウント」を作成する
Amazonに商品を出品するためには、「出品用アカウント」の登録が必須です。通常のAmazonアカウントとは異なります。以下のリンクから登録できます。
出品用アカウントの登録方法
- 上記のリンクから右上の「さっそく始める」をクリックする.。
- 「出品用アカウントでログイン」というページが表示されたらページ下方の「Amazonアカウントを作成」をクリックする。
- アカウント情報登録ページが表示されるため、必要事項(下記必要書類を参照)を記入して「次へ」をクリックする。
- 入力したメールアドレス宛に確認コードが到着する。
- 案内に従って「アカウント作成」をクリックするとAmazon出品用アカウントの作成が完了します。
アカウント登録に必要な書類
※「マイナンバーカード」は身分を証明できる書類に該当しないので注意が必要です。
項目 | 必要なもの |
顔写真入りの身分証明書 (いずれか1つ) | ・パスポート ・運転免許証 |
過去180日以内に発行された各種取引明細書 (いずれか1つ) | ・クレジットカードの利用明細書・インターネットバンキング取引明細・ 預金通帳の取引明細書・残高証明書 |
メールアドレス | ・各キャリアメールアドレス・Gmail/Yahoo!メールアドレス等 (様々なアドレスに対応しています。) |
電話番号 | ・固定電話番号・携帯電話番号 (どちらでも可能です。) |
銀行口座 | ・売上金の受け取り ・本人確認用 |
※アカウント審査は3営業日程度で完了します。
②出品者のプロフィール設定を行う
Amazon出品者用アカウントの登録完了後は、出品者プロフィールの設定を行います。
ここでは出品に必要不可欠な【特定商取引法表示】【支払い情報】【配送・返品】【許認可情報】を初期入力します。
特定商取引法などの法令に基づく表示の設定
項目 | 内容 |
販売業者名 | ・法人の場合:会社名を入力します。 ・個人の場合:氏名・屋号を入力します。 |
住所 | ・実際に事業を行う住所を入力します。 |
運営責任者 | ・”出品”に関する業務責任者の名前を入力します。 ⇨法人の場合は代表者でなくても可能です。 |
店舗名 | ・Amazon上で公開する店舗名を入力します。 (※第三者の商標は使用不可) |
電話番号 | ・お問い合わせに対応する電話番号を入力します。 |
支払情報の設定
項目 | 内容 |
銀行口座 | ・売上金を受け取るための銀行口座を設定します。 |
クレジットカード情報 | ・月額費用や広告費を支払うために設定します。 |
支払方法設定 | ・基本的にはクレジットカード決済のみ(コンビニ払い・代金引換の追加も可能です。) |
配送・返品の設定
項目 | 内容 |
返送先住所 | ・お客様から返品リクエストがあった場合に返送する宛先です。・事業所や自宅の住所を入力します。 |
配送設定 | ・自己発送の場合:配送料を地域別に設定可能です。 ・Amazon倉庫を利用(FBA)する場合:不要 |
お届け日時の設定 | ・各商品別にお届け日時を設定可能です。 |
許認可情報の設定
酒類や中古品などを扱う際は、法令上で義務付けられれいる所定の許認可証の番号を入力する必要があります。
項目 |
①古物商許可証番号営業許可 |
②医薬品販売許可証番号 |
③通信販売酒類小売業許可証番号 |
④酒類小売業許可証番号 |
⑤高度管理医療機器販売業許可証番号 |
③出品したい商品の登録を行う
Amazon内の商品は【型番商品】と【オリジナル商品】の2つに分類することができます。それぞれ商品登録の方法が異なるため、注意しましょう。
型番商品の登録方法
◎新規商品ページを作成する必要がなく、簡単に出品が完了します。
- 商品名、JANコードを検索する。
- Amazon内に商品情報がすでに存在するので、同じ商品ページに「相乗り出品」する。
- 出品完了です!
オリジナル商品の登録方法
新規で商品ページを作成する必要があり、型番商品と比較すると若干の手間あり。
- 新規商品ページを作成するために、JANコードや商品名、説明文などの申請を行います。(JANコードがない場合はサポートセンターに問い合わせ)
- 申請後、商品ページの作成を行います。
- 出品完了です!
3.出品に伴うコスト
Amazonでは1ヶ月の商品の販売回数に応じて「大口出品」と「小口出品」の2つの契約形態があります。
今回は【大口出品・小口出品】【販売手数料】についてまとめました!
①大口出品・小口出品について
項目 | 月間登録料 | 基本成約料 |
大口出品 | 4,900円/月 | 無料 |
小口出品 | 無料 | 100円/回 |
月に50回以上の販売を行う場合は大口出品契約の方がお得になるため、自分に合ったプラン選びが重要になります!
②販売手数料について
販売手数料は出品する商品のカテゴリーによって異なります。商品を販売するたびに課金されていくため、販売手数料を考慮した値段設定が必要です!
4.まとめ
今回はAmazonでの出品者アカウントの作成から商品の出品までの流れを解説していきました。誰でも簡単に始めることができる、だからこその難しさはありますが、その壁を越えれば誰もが一流の事業者になることができます。
価格競争も激しいですが、目の前の動きに加えて先を見据えて良い商売ができるようにまずはロケットスタートを目指しましょう。
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