こんにちは、BIZROVEのchanです!
今回は「Amazonのマニュアルターゲティング」についてのご紹介です。
Amazonのマニュアルターゲティングの特徴やメリット、デメリットまで徹底解説していきます。
今後をAmazonのマニュアルターゲティングを検討されているEC担当の方にとっては必見の情報を分かりやすくご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。^^
1.スポンサープロダクト広告とは
スポンサープロダクト広告とはAmazonの中で自社の他商品をお客様に知ってもらえるようにする広告となります。
お客様がAmazonの商品ページのページ下部などに自社の商品が羅列される形で表示されますので、関連のある商品を売りたい場合に有効な広告といえるでしょう。
自社商品の写真と評価、prime商品かどうか、商品名が記載される広告となります。
2.自動で設定可能なオートターゲティング
スポンサープロダクト広告には自動で広告設定ができる「オートターゲティング」と手動で広告設定ができる「マニュアルターゲティング」があります。
オートターターゲティングでは商品のキーワード設定やキーワード除外、広告効果の分析といった様々な業務をしなくても自動的に広告を配信することが可能です。
そのため、スポンサーブランド広告を使用したことがない場合や広告運用の専任者を用意できない場合に有効な方法といえるでしょう。
また、マニュアルターゲティングをする前に広告効果を知りたいという状況下で、試しにオートターゲティング広告をうってみるのも一つの手です。
3.手動で設定可能なマニュアルターゲティング
自動で設定可能なオートターゲティングに対して手動で細かな設定ができるのがマニュアルターゲティングです。
マニュアルターゲティングでは「キーワードターゲティング」と「商品ターゲティング」から選ぶことができ、自社の商品をキーワードに関連させて表示させるのか、類似商品に関連させて表示させるのかを選択できます。
また、入札額も自社で設定できる点も特徴の一つといえるでしょう。
4.Amazonマニュアルターゲティングのメリットや特徴
Amazonのスポンサープロダクト広告にオートターゲティングとマニュアルターゲティングがあることは分かりましたが、「マニュアルターゲティングのメリットは何?」と考えている方もいらっしゃるでしょう。
ここではAmazonマニュアルターゲティングの4つのメリットを紹介します。
Amazonマニュアルターゲティングの4つのメリット
- ROAS(費用対効果)を向上させることが可能
- キーワードターゲティングで狙ったキーワードのみに広告をかけることができる
- 商品ターゲティングが可能
- オートターゲティングと違い、個々のキーワードやASINに対して金額設定ができる
それぞれ詳しく紹介しますので、参考にしていただければ幸いです。
①ROAS(費用対効果)を向上させることが可能
ROASとはReturn On Advertising Spendのことをいい、広告に払った金額に対して、どれだけの効果があったのかを示す指標となり、ROASが向上すれば費用対効果が高いといえます。
オートターゲティングではおおざっぱな広告を出すことしかできないため、本来出すべきでない部分に広告がのってしまうこともあるでしょう。
一方、マニュアルターゲティングでは最適な部分に広告を出せる可能性が高まることからROASの向上が期待できます。
②キーワードターゲティングで狙ったキーワードのみに広告をかけることができる
マニュアルターゲティングの一つであるキーワードターゲティングでは「部分一致」や「フレーズ一致」、「完全一致」から絞りこむことができます。
キーワードが部分一致から完全一致にいくにつれて、顧客の層が絞られていきますので、自社商品の広告を広く浅く出すのか、深く出すのかによって利用するパターンを選択しましょう。
③商品ターゲティングが可能
商品ターゲティングは商品のカテゴリーや個別の商品に対して最適な広告を選びます。こちらもキーワードターゲティングと同様に顧客へのアプローチが広く浅いか、深いかに分類することが可能です。
そのため、特定の顧客にささる商品であれば「個別の商品」を、カテゴリー全体に興味を持っている顧客に商品紹介をしたい場合は「カテゴリー」を選択しましょう。
④オートターゲティングと違い個々のKWやASINに対して金額設定ができる
オートターゲティングでは個々のKWに対して広告をだしたり、ASINに対して入札額の金額設定をしたりすることができません。
そのため、オートターゲティングでは広告費を多く払ってしまっている可能性があります。
自社の売上規模にもよりますが、広告費も少ない金額ではないでしょう。少しでも広告費を削減もしくは広告費用対効果を上昇させたいという方はマニュアルターゲティングの採用をおすすめします。
5.マニュアルターゲティングの設定方法を紹介
マニュアルターゲティングのメリットは分かったけど、「オートターゲティングに比べて設定方法が難しいのでは?」と感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかし、マニュアルターゲティングの設定方法は簡単ですので、初心者でも時間をかけずに広告を出すことができます。
マニュアルターゲティングの設定方法は以下の順番になります。
- キャンペーン作成を開く
- マニュアルターゲティングを選択
- 広告のグループや入札額の上限下限を選択
- キーワードターゲティングと商品ターゲティングのどちらかを選択
- キーワードターゲティングであれば「部分一致」、「フレーズ一致」、「完全一致」から選択
- 商品ターゲティングであれば「カテゴリー」、「個別の商品」かを選択
難しい設定というよりも、自分がどちらの方法を選ぶかの選択で分岐していくイメージです。
どの設定が良いか分からない方は様々なパターンを試して、自社に一番合っているものを選びましょう。
6.まとめ
以上が、Amazonのマニュアルターゲティングの特徴やメリットと設定方法についての解説でした!
いかがでしたでしょうか。
最近ではAmazonの広告から商品を購入する利用者数も急増しています。
Amazonの広告から購入する方を増やすことができれば、売上の向上や新規顧客の獲得につながりますので、EC担当者であれば広告の理解は必須項目といえるでしょう。
もしあなたがAmazonのマニュアルターゲティングに困っている、そもそも進出すべきか分からず相談したいという場合は、ぜひ「株式会社AVROVE」にお問い合わせ下さい。^^
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