「ただの業務効率化」で終わらせない。売上向上も実現できる施策とは?

こんにちは、BIZROVEです!

ECサイト運営者の皆様、日々の業務に追われ、効率化の必要性を感じていませんか?

業務効率化をはかりたいが、リソース不足しているから今の業務を圧縮したい、かつ、できれば新たな施策をやりたいが、現状業務に単純に上乗せされる施策の実行は難しい…
というご相談を多くいただきます。

そこで今回は、アプリや連携可能なツールが豊富なShopifyを例に、工数削減だけではなく、業務効率化させつつ売上などの指標も向上させる施策を紹介いたします。

マーケティング業務効率化チェックリスト

まずは、次のチェックリストで効率化ポイントがあるか確認しましょう。

どうでしたか?

今回は、効率化ができるアプリや連携可能ツールが豊富なShopifyを例に、効率化する方法をご紹介します。

サンクスメールで顧客満足度を高めるポイント

Shopifyでは、注文受付、発送完了など、様々なタイミングでサンクスメールを自動送信する設定が可能です。適切なサンクスメールは、顧客満足度を高め、リピート購入を促進する重要な役割を果たします。

サンクスメールは、目的とタイミングによって内容が変わります。

  • 注文受付メール:注文内容の確認、配送予定日、問い合わせ先などを記載し、安心感を与える
  • 発送完了メール:配送業者、追跡番号、配送状況の確認方法などを記載し、顧客がスムーズに商品を受け取れるようにする
  • 商品到着後メール:商品到着の確認、使用方法、レビュー依頼などを記載し、顧客との関係性を深める
  • 誕生日や記念日メール:顧客の誕生日やECサイトの会員登録日、初購入日等、ECサイト側で管理している記念日に合わせて送付する。顧客の特別感を演出する

内容をパーソナライズする

顧客の名前や購入商品など、パーソナルな情報を盛り込むことで、親近感を高めます。

  • 購入商品情報の記載:購入商品の名称、数量、金額などを記載し、注文内容の確認を促す
  • おすすめ商品の紹介購入履歴や閲覧履歴に基づき、顧客の興味を引きそうな商品を紹介する
  • 購入即決施策:初回購入時にその場で使えるクーポンや、複数商品購入時のセット割引など、購入を一押する設定や施策を行う
  • 顧客の居住地域に合わせた情報:顧客の居住している地域のイベント情報などを添えることで特別感を出す

サンクスメールは、ブランドイメージを伝える機会でもあります。

  • デザイン:ブランドカラーやロゴを使用し、統一感のあるデザインにする
  • 特典:会員ランクに合わせたクーポンやポイント等を記載する

顧客にとって有益な情報を提供する

サンクスメールは、単なるお礼だけでなく、顧客にとって有益な情報を提供する場としても活用できます。

  • 商品の使用方法購入商品の使用方法やお手入れ方法などを記載し、顧客が商品を有効活用できるようにする
  • 関連情報へのリンクFAQページやブログ記事など、顧客が興味を持ちそうな情報へのリンクを掲載する
  • 問い合わせ先:問い合わせフォームやチャットボットなど、顧客が疑問や問題を解決できる様に問い合わせ先を明記する

効果測定と改善

サンクスメールの効果を測定し、改善を繰り返すことで、より効果的なサンクスメールを作成できます。

  • 開封率やクリック率の測定:メールマーケティングツールを活用し、開封率やクリック率を測定する
  • 顧客アンケートの実施:サンクスメールに関する顧客アンケートを実施し、改善点を見つける
  • A/Bテストの実施:件名や文章、内容を変えて効果検証を行う

カゴ落ち対策でCX向上&購入率UP

ECサイトにおけるカゴ落ち(カート放棄)は、売上機会の損失に繋がる大きな課題です。

しかし、適切な対策を講じることで、顧客体験(CX)を向上させ、購入率を大幅に改善することができます。

ここでは、リマインドメールとレコメンド機能に着目し、カゴ落ち対策を通じてCX向上と購入率UPを実現するための具体的な方法をご紹介します。

リマーケティング広告の活用

カゴ落ちした顧客に対して、ディスプレイ広告やSNS広告を通じて、カートに入れた商品を再度訴求します。

  • 顧客の閲覧履歴や購買履歴に基づいて、パーソナライズされた広告を表示し、購買意欲を高める。リマーケティングしない広告に比べて、コンバージョンを期待できるのがメリット
  • 広告の内容は、商品の魅力を再認識させるだけでなく、割引クーポンや期間限定キャンペーンなどの特典を含めることで購入を促す

カゴ落ちメールの最適化

カゴ落ち後、適切なタイミングでリマインドメールを送信します。

  • 商品のリマインド:カートに入れた商品の情報を明確に示し、購入ページへのリンクを分かりやすく配置する
  • 商品レコメンド:カートに追加した商品の他に、顧客の興味や関心に合わせた商品もおすすめする。興味関心の他に、他の顧客のレビューや評価を表示させたり、売れ筋商品や人気ランキングを表示するのもおすすめ

レビューで信頼と売上を向上

ECサイト運営において、レビューは顧客の声であり、信頼と売上を向上させるための強力なツールです。顧客は購入前にレビューを参考にすることが多く、良いレビューは購入意欲を高め、悪いレビューは改善のヒントを与えてくれます。

レビューを増やすための施策

  • 購入後のレビュー依頼メール:購入後、適切なタイミングでレビューを依頼するメールを自動送信する。レビュー投稿ページへのリンクを記載し、簡単に投稿できるようにする
  • レビュー投稿のインセンティブ:レビュー投稿でポイントやクーポンを付与し、投稿を促す
  • レビュー表示の工夫:レビューをカテゴリー別や評価順に表示し、見やすく整理する。高評価のレビューを目立つ場所に表示し、購買意欲を高める
  • SNSでのレビュー募集:SNSでレビューを募集し、キャンペーンやコンテストを実施します。ハッシュタグを活用し、レビューを拡散させる

また、レビューはECサイトの売上向上への寄与だけではなく、商品開発にも反映させることで、ブランドの長期的な成長にもつなげることができます。

FAQの充実化で検討層を取りこぼさない

顧客からの問い合わせ対応は重要な業務の一つですが、時間と手間がかかるのが課題です。

そこで注目したいのが、FAQ(よくある質問)の自動化です。FAQを自動化することで、顧客満足度を向上させながら、業務効率化も実現できます。

  • 網羅性:顧客の抱く可能性のある疑問を徹底的に洗い出し、FAQとして網羅する
  • 検索性:顧客が求める情報に素早くアクセスできるよう、キーワード検索やカテゴリー分類を充実させる
  • 正確性::常に最新の情報に更新し、誤った情報や古い情報がないか定期的に確認する
  • アクセシビリティ:さまざまなデバイス(PC、スマートフォン、タブレット)からアクセスしやすいよう、レスポンシブデザインを採用する
  • 多言語対応:海外顧客にも対応するため、多言語対応を検討する
  • パーソナライズ:顧客の属性や行動履歴に基づいて、表示するFAQをパーソナライズする

FAQはページを作成しユーザーに参照してもらうことで対応することもできますが、ユーザービリティを考えると、チャットボットを導入するのがよいでしょう。

チャットボットのメリットとしては、

・24時間365日即時対応できる
・顧客の質問内容を解析したうえで適切な回答を提示できるため、顧客はスムーズに回答にたどり着ける・顧客ごとに異なる質問に対応できるため、より的確な回答を提供できる
・顧客の属性や購買履歴に基づいて、パーソナライズされたFAQを提供できる
・AIを活用したチャットボットは、顧客の問い合わせ履歴やWebサイトの情報を分析し、FAQを自動生成できる

が挙げられます。

おすすめの対応方法

数あるツールのなかでもとくにおすすめなのがチャットボット、MAツール、CRMの機能を一体化した「QuickCEP」です。

https://quickcep.co.jp/

QuickCEPは、顧客の行動・購買・属性データを統合し、チャットボットでのリアルタイムな対応はもちろん、メール、SMS、LINEといった多様なチャネルを通じて、最適なタイミングでパーソナライズされたアプローチを可能にします。

たとえば、顧客の閲覧履歴に基づいておすすめ商品を提案したり、カゴ落ち顧客にリマインドメッセージを送信したり、誕生日や記念日に合わせた特別クーポンを配信したりできます。

QuickCEPの最大のメリットとして、チャットボット、MAツール、CRMの機能を兼ね備えているため、顧客データを一元管理し、リアルタイムな対応からパーソナライズされたマーケティング施策まで、顧客体験全体を最適化することができます。

QuickCEPを導入すれば、顧客の行動、購買、属性データを統合し、メール、SMS、LINEといった多様なチャネルを通じて、最適なタイミングでパーソナライズされたアプローチが可能になります。

まとめ

今回Shopifyを例に、業務効率化と顧客満足度向上のための具体的な施策を紹介しました。サンクスメールのパーソナライズ、カゴ落ち対策としてのリマーケティング広告やリマインドメール、レビューの重要性と増加策、そしてFAQの自動化について解説しました。

これらの施策を適切に実施することで、業務負担を軽減するだけでなく、データに基づいた改善サイクルを回し、顧客体験を最適化し、売上を最大化することができます。ぜひ、この記事で紹介した施策を参考に、ECサイトの効率化に取り組んでみてください。

効率化のための設定をどうすればいいかわかならい、どのような施策が有効かアドバイスがほしいなど、自社ECサイトについてのお困りごとはぜひACROVEまでご相談ください。

ACROVEでは、多数の自社ブランド運営のノウハウを活かし、事業者様の販売戦略立案からECサイト構築・運用代行まで、ワンストップでご支援しております。ECに関するお悩みはなんでもお気軽にご相談ください。

 

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