こんにちは、BIZROVEのmanihoです!
今回は「コンテンツマーケティング」についてのご紹介です。
「コンテンツマーケティングという言葉を聞いたことがあるけど、どう活用していけばよいか分からない…」と悩んでいるEC担当者も多いのではないでしょうか。
本記事では、コンテンツマーケティングの概要や活用ポイントなどを分かりやすく解説します。
コンテンツマーケティングについてよく分からず困っているEC担当の方にとっては必見となっておりますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。^^
1.コンテンツマーケティングとは?
はじめに、そもそもコンテンツマーケティングとは何か?という部分について説明していきます。
①コンテンツマーケティングの概要
コンテンツマーケティングとは、顧客に価値あるコンテンツを提供し、潜在顧客を開拓して購買につなげていくためのマーケティング手法です。ここで言うコンテンツとは、顧客にとって価値のある情報を幅広く指しています。
コンテンツの例としては、ブログ記事や動画、メールマガジンなどが挙げられます。また、コンテンツはオンラインだけでなくオフラインも対象となります。会場で開催するセミナーや説明会などがオフラインコンテンツの一例です。
②注目を集めている理由
次に、コンテンツマーケティングが近年注目を集めている理由について以下2点を説明します。
(1)インターネット広告費の高騰
インターネット広告費が高騰していることで、これまでのような広範囲に広告をばらまく手法では、費用対効果が見合わなくなってきた背景が挙げられます。これにより、企業は自社の顧客となる可能性の高い潜在顧客を対象にコンテンツを提供していくことが重要になっています。
(2)売り込み型のマーケティングの効果が薄れてきている
これまでのマーケティングは企業主体での商品アピール、つまり売り込み型が中心でした。しかし、さまざまな情報が簡単に収集できる現代では、売り込み型のマーケティングでは顧客に嫌がられる傾向が強まってきています。よって、顧客にとって有益な情報を提供するコンテンツマーケティングが注目されています。
2.コンテンツマーケティングのメリットとデメリット
コンテンツマーケティングのメリットとデメリットを以下で解説します。
① コンテンツマーケティングのメリット
コンテンツマーケティングのメリットを以下で3つご紹介します。
(1)コンテンツが資産として蓄積されていく
ブログ記事や動画などのコンテンツは、1度作成して掲載すればその後も中長期的に残り続けます。つまり、自社の情報資産として蓄積していくことができます。
一般的な広告などは、掲載期間中は効果を発揮しますが、終了後は効果が薄れてしまいます。一方でコンテンツは削除しない限り残り続けるため、継続的に顧客へ価値を提供することが可能です。
(2)情報の拡散効果が期待できる
ブログ記事や動画などのコンテンツは、SNSでの拡散効果が期待できます。たとえば自社のブログ記事や商品動画がTwitterで多くの人にリツイートされた場合、瞬く間に自社のコンテンツを大多数の潜在顧客に伝達することができます。
このように、作成したコンテンツはインターネット上で拡散される可能性を持っています。
(3)顧客ロイヤリティが高まる
顧客ロイヤリティが高まることもメリットと言えます。たとえば、有益なコンテンツを無料で提供しているブロガーやYoutuberに対して、「この人は有益な情報を無料で提供してくれてなんていい人なんだ」と思ったことはありませんか?
企業においても、ブログ記事やコラムなどで有益な情報を発信し続けることで、少しずつ顧客ロイヤリティを獲得できるでしょう。そして、やがて自社のファンとして定着してくれる効果が期待できます。
②コンテンツマーケティングのデメリット
一方でコンテンツマーケティングのデメリットを以下で2つ説明します。
(1)継続的な情報発信にはコストや手間がかかる
コンテンツマーケティングでは、継続的に情報発信をしていく必要があります。継続的にブログ記事やコラム、動画などを提供していくためには、それなりに社員の工数や手間がかかります。
そのため、コンテンツマーケティングを行う場合は社員の工数確保などが必要となります。
(2)効果が出るまでに時間がかかる
コンテンツマーケティングでは情報資産を蓄積していくため、効果が出るまで時間がかかります。はじめのうちは顧客になかなか見てもらえないこともあるでしょう。
イメージとしては、植物を育てるように考えると良いと思います。少しずつ畑を耕して苗を植えて、樹木が育って実がなるまで時間がかかるように、コンテンツも気長に育てていくような意識を持つことをおすすめします。
3.コンテンツマーケティングの活用ポイント
続いて、コンテンツマーケティングのおもな活用ポイントについて3つ紹介します。
①ペルソナを設計する
コンテンツマーケティングではペルソナ設計が重要です。ペルソナ設計とは、具体的な1人の顧客像を明確にイメージするターゲット選定手法です。ペルソナでは年齢や性別などの基本属性に加えて、生活パターンや価値観、インターネット利用状況といった細かい行動様式まで具体化していきます。
ペルソナを設計することで、どのようなコンテンツを提供するのが効果的であるのかを把握できます。
②ペルソナに基づいてコンテンツの設計・作成を行う
ペルソナ設計ができたら、提供するコンテンツの設計や作成をしていきます。コンテンツの設計や作成においてポイントとなるのは、コンテンツマップを描くことです。
コンテンツマップとは、Webサイトのどの部分にどのようなコンテンツを配置するのかを体系的に整理した図です。コンテンツマップを最初にまとめることで、顧客がどのようにサイトをたどってコンテンツを見ていくのかを考えることができ、効果的なコンテンツ設計につながります。
③コンテンツの効果を検証し、改善を続ける
コンテンツを提供したら、コンテンツの効果を検証しましょう。検証をすることで、コンテンツの顧客への反響が想定通りだったかどうかを確かめることができます。
もし思ったよりも閲覧されていなかった場合は、その理由や次の改善に向けた施策を考えていくことが大切です。反対に、想定以上にコンテンツの反響が大きかった場合は、なぜ成果が出たのかを分析することでさらなる成果につなげることができるでしょう。
4.まとめ
今回は、「コンテンツマーケティング」について解説しました。
コンテンツマーケティングは、顧客に価値あるコンテンツを提供し、潜在顧客を開拓して購買につなげていくためのマーケティング手法です。コンテンツにはブログ記事や動画などさまざまな種類があります。
コンテンツマーケティングは自社の情報資産を蓄積できるメリットがありますが、一方で成果が出るまでに時間がかかる点も理解していくことが重要です。
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