【見落としがち?】Amazonで商品を配送する時の配送日数目安について

こんにちは、BIZROVEです!

今回はAmazonで出品する際の配送日数について、出品者にて出荷する場合とAmazonサービス(FBA)を利用する場合に分けて解説していきます。

今後Amazonへの出店を検討されているEC担当の方に向けて、必見の情報を分かりやすくご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

商品の配送日数の目安

Amazonで出店した後に、実際に商品を出品して発送をする際にどれくらいの配送日数になるのか、考えたことはありませんか。

検討目安としてはAmazonマーケットプレイスで出品者から発送するか、FBAでAmazonサービスを利用するかで標準配送日数は異なります。

配送日数に関しては以下の作業の合計日数を指します。

  • 配送日数=出荷作業日数+配送業者の配達日数

出荷作業日数とは、購入者から注文を受けて出荷するまでの日数を示し、配送業者の配達日数に関しては、配送業者が実際に商品を運搬する際の所要日数を示します。

配送日数はこの2つの時間を足し合わせて算出されるわけですね。

Amazonでは「Amazonプライム」という制度があるように、Amazonユーザーはより早く、確実に、注文された商品が配送されることを望んでいます。

商品購入の際は、購入者はより早いお届け予定日を選択して購入する傾向があるので、配送日数を検討することは売上の改善にも繋がります。

では実際に「出品者にて出荷する商品」と「FBA納品した商品」それぞれパターン毎の一般的な配送日数について解説していきます。

出品者にて出荷する商品

出品者にて出荷する商品の場合、出荷作業日数や配達日数を各社で設定します。

参考例として、以下に日本国内のデフォルト配送所要日数を紹介します。

出荷元配送先の地域デフォルトの配送所要日数
日本本州1~2日間
日本四国、九州2~3日間
日本北海道、沖縄2~3日間
日本離島3~4日間

引用元

上の表を見ると、北海道や沖縄や離島など遠隔地域を除いては、1~3日ほどが発送から到着までの期間であると考えられます。

つまり、本州などからの購入者に対して注文から1週間以内に配達を行う場合、配送準備に関しては最低でも3日以内で完了すれば、期限内に配送できます。

FBA納品した商品について

FBAとはAmazonが出品者に代行して、配送業務を行ってくれるサービスを指します。

FBAの代行業務を細分化すると、「入荷、検品」・「棚要、商品保管」・「コール業務、受注処理」・「ピッキング」・「検品」・「梱包」・「発送」などがあり、幅広い業務を代行してもらえます。

このサービスを利用することで、自分で配送手続きを行う手間を省くことができると同時に、配送日数に関してもAmazonの発送日数が標準になります。

Amazonの配送日数は、通常配送とお急ぎ便の2パターンいずれかを選択するかによって異なります。

Amazonの通常配送とお急ぎ便の配送日数

Amazonは配送形式によって、配送日数が異なります。

配送形式は大きく「お急ぎ便」と「通常配送」に分かれています。

お急ぎ便については、日本全国の配送先(一部地域を除く)にいち早く届けるための配送形式となっています。

配送先・注文時間帯・商品によって「お急ぎ便(注文確定日から3日以内を目安に到着)」「当日お急ぎ便(注文確定当日に到着)」のいずれかが表示されます。

※条件によって表示されるお急ぎ便の種類が変わるため、どちらのお急ぎ便を利用するかは選択することができません。

つまりお急ぎ便を選択した場合の配送日数は、当日〜3日以内が目安となります。

その一方で「通常配送」の場合では、離島など一部の地域を除き、通常は商品を発送してから到着まで1 〜4日かかります。

Amazon出店者の出荷作業日数について

出品者にて出荷する商品においては「出荷作業日数」について留意する必要があります。

出荷作業日数とは、購入者が商品を注文してから、出品者が商品を調達、梱包、出荷するまでの日数のことです。つまり、配送業者が商品を運搬する以前の、出品者が出荷準備をして配送業者に受け渡すまでの日数を示します。

出品した商品ページにある「注文の出荷予定日(お届け日)」は、出荷作業日数が影響しています。

デフォルトの出荷作業日数とは、アカウント単位で設定される出荷作業日数で、各商品の出荷作業日数を個別に変更しない限り、すべての商品に適用されます。

デフォルトの出荷作業日数は「0日(当日出荷)・1日・2日」から選択が可能です。

マケプレプライム参加要件厳格化と配送日数への影響

「マケプレプライム」とは、出品者が出荷する商品をAmazonプライム対象商品として販売することができるプログラムです。

参加資格要件は下記の通りです。

  • Amazonでの出品期間:90日間以上
  • 注文数: 出品者出荷が過去に10件以上
  • 追跡可能率:94%
  • 期日内配送率:96%以上
  • 出品者都合のキャンセル率:1%未満
  • 週末出荷:月曜日から日曜日まで、プライム対象商品の取り扱いおよび出荷への対応が必須
  • 標準サイズ商品の全国配送:沖縄、北海道、離島を除くすべての地域のすべての都道府県への配送
  • 配送時間指標の目標値:1~2日のお届け予定日にて目標値を達成

ちなみに、配送時間指標の確認は、2021年4月1日からパフォーマンスダッシュボードで閲覧できる仕様に変更され、「配送時間レポート*(配送時間指標に影響を与えているASINのレポート)」のダウンロードが可能になりましたので、1度確認しておくことをお勧めします。

まとめ

ここまでAmazonの配送日数を検討する際の、ステータス別の配送日数の標準を解説しましたが、マケプレプライムの厳格な参加要件や、Amazonユーザーの配送要望の短期化から、Amazonで出品する際にも、できるだけスピーディーな配送処理が必要となってきています。

少なくとも標準の配送日数までには配達されることが望ましく、かつ配送の手配が個人で難しい場合などは、AmazonでFBAサービスを利用して商品を納入することで、Amazon側に配送業務を代行してもらうことも効果的です。

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