【初心者必見】楽天コンビニ受取のメリットと導入方法について

こんにちは、BIZROVEの高橋です!
今回は「出店者が楽天でコンビニ受取を導入するメリットや方法」についてのご紹介です。

本記事では、楽天で出店を検討している方、あるいは既に出店されている方で、「コンビニ受取」の導入を検討している方に対して、メリットや導入方法などを徹底解説していきます。

今後楽天市場に出店を検討されているEC担当の方にとっては必見の情報を分かりやすくご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。^^

1.楽天コンビニ受取の概要

楽天には「コンビニ受取サービス」があります。

コンビニ受取サービスとは、名前の通り購入した商品を24時間いつでも「ミニストップ」や「ファミリーマート」、「ローソン」いずれかのコンビニで受け取ることができるサービスです。

(ショップによって利用可能なコンビニは異なります。)

もともと個人事業主単体でコンビニ受取を導入する店舗はありましたが、2015年7月に楽天がヤマト運輸と契約を結び、コンビニ約20,000箇所と営業所4,000箇所にて楽天で注文した商品を対象に受取サービスを展開することを発表したことが発端です。

当時既に楽天ブックスのみ対応しておりましたが、この契約の機会をきっかけに楽天市場でも実施をするようになりました。後にクール便の注文商品もコンビニで受け取ることができるようになりました。

また、楽天ではヤマトホールディングスが出店者向けに受注管理から伝票発行・配送・決済までトータルでサポートする「YES!(Yamato Ec Solutions)」を導入しました。

楽天市場出店プランと連携したプログラムを新たに提供することで、出店者の業務効率化と新規出店を支援するものとなりました。

2.コンビニ受取を導入するメリット

コンビニ受取を導入するメリットは大きく2点あります。

  • 利用料が0円となる ※別途宅配便の料金はかかる
  • 配送満足度アップ

コンビニ受取はヤマト運輸が配送しますが、以前は受取場所選択サービスを導入する出店者には、相対交渉で受取場所選択サービス利用料を設定してきました。

ですが、2016年にコンビニ受取時の事業者負担を無料化したことをきっかけに利用料が0円になりました。

また、近頃多くの通販やECサイトは商品の受取方法を拡充していて、コンビニ受取に関しても消費者のニーズが高いと判断されています。

購入者が不在時でも再配達の手続きをする必要がなく、都合の良いタイミングでコンビニに行けば自分の時間に合わせて商品を受け取ることができます。

結果として、顧客満足度が高まり、購入者の配送満足度もアップします。

3.楽天でコンビニ受取を導入する流れ

では実際に楽天でコンビニ受取の注文を受けた際にどのように作業を行えば良いのでしょうか。

配送方法がコンビニ受取の注文は、もちろんコンビニ宛に発送作業を行います。

そしてその際に使用する「送り状」は通常の送り状ではなく、コンビニ受取注文専用の送り状が必要です。

楽天では、「楽天市場から出力した注文CSVデータを配送ソフトへ取り込ませる」といった案内がありますが、「CROSSMALLのような一元管理システムから出力したコンビニ受取用のCSVデータを活用する方法」もあります^^

今回は一般的なコンビニ受取を導入する流れをご紹介いたします!

①コンビニ受取を申し込む

まず、コンビニ受取の注文を受けるためには、楽天市場と配送業者への事前申請と設定が必要です。

詳細は各社に別途確認いただくことになりますが、以下に必要な書類と作業を記載します。

楽天市場

  • 自宅外受取場所取扱申請
  • 配送方法の設定

ヤマト運輸

  • コンビニ受取の申請
  • B2クラウド上での設定

②ヤマトで送り状の作成

ヤマトでの送り状作成方法について以下で流れを解説します。

(1)楽天RMSの「受注管理メニュー」から、送り状として発行したいデータを選択し、ヤマト運輸を選択

※楽天RMS上の画面操作につきましては、別途コールセンターまでお問合わせしてください。

(2)楽天RMSから「送り状発行システムB2クラウド」の画面へ遷移します。そこで [編集] をクリックすると送り状内容の詳細を確認できます。

※「コンビニ受取」は、住所が必ず黄色のエラー表示になります。

(3)「コンビニ受取」を選択時に「都道府県」の枠に一部「市区郡町村」の文字、「市区郡町村」には番地まで、「マンション・ビル名」には「RCVS」から始まるアルファベットがそれぞれ表示されます。そのため、郵便番号と住所の不一致という黄色のエラーが表示されますが、住所の欄は一切変更しないでください。

※編集してしまうと、お荷物到着のお知らせが送信されなかったり、お荷物が受け取れなくなることがあります。

※「お客様管理番号」を変更すると、楽天RMSに伝票番号が反映されなくなりますのでご注意ください。

※「コンビニ受取」をご利用いただける送り状の種類は、宅急便の「発払い」のみです。

(4)送り状を印刷するデータのチェックボックスをオンにしてから、[印刷内容の確認へ] をクリックしてください。

(5)Webページからのメッセージが表示されましたら [OK] をクリックしてください。

※コンビニ受取の場合は必ず下記エラーが表示されます。

(6)[発行開始] をクリックし、プリンタのダイアログから用紙サイズ・給紙場所を指定し印刷してください。

今回はRMSーヤマトで送り状を作成する方法をご紹介しましたが、その他のモールや一元管理システムをご利用の場合も、「コンビニ受取」に対応しているものがほとんどです。

お使いのシステムでコンビニ受取に対応していることを確認できたら、コンビニ受取のサービスを取り入れることがハードルが高いと感じることは、あまりないはずです^^

4.まとめ

楽天でコンビニ受取を選択肢として導入することによって、費用をかけずに、顧客満足度を上げることができます。

導入している店舗は楽天市場内では以下のようになっていて、そこまで多くの店舗が導入しているわけではありません。

参考:コンビニ受取 対象ショップ一覧

そこで、敢えて新たに導入することで競合店舗に差をつけましょう。

もしあなたが楽天や自社ECでの販売に困っている、そもそも進出すべきか分からず相談したいという場合は、ぜひ「株式会社AVROVE」にお問い合わせ下さい。^^

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