【EC初心者必見!】楽天への出店方法やメリット・デメリットを徹底解説

こんにちは、BIZROVEの高橋です!

今回は「楽天への出店方法やメリット・デメリット」についてのご紹介です。

楽天で出店したいけど、出店方法についてよく分からない人や、あるいはどんなメリットがあるのかを知りたい人に対して、徹底解説していきます。

今後楽天市場に出店を検討されているEC担当の方にとっては必見の情報を分かりやすくご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。^^

1.楽天へ出店するまでの流れ

楽天は、様々なサービスが充実しているので、自店舗だけで集客に不安を感じている店舗・企業にとって嬉しい機能の多いモールとなっています。

以下に楽天への出店方法の流れを説明します。

①出店までの流れ

(1)ウェブから出店申し込みを行う

まず楽天のWebページの「出店申込ボタン」から手続きをスタートします。

会社情報、運営の責任者情報を入力してRMSアカウントを開設します。

(2)RMSアカウントが開設されたら利用開始

①の手続き後2〜4週間程度でRMSアカウントがオープンし、RMSアカウントが利用できるようになります。

このRMSとはRakuten Merchant Serverの略称で、楽天市場の運営システムを指します。

RMSアカウントで管理画面にログインします。

(3)開店準備を行い、開店審査を受ける

RMSにログインできたら、ショップづくりを行います。

決済や配送方法について設定し、開店準備を整えます。準備ができたら開店前のオープン審査を受けます。開店準備と審査を合わせて合計2週間〜3ヶ月ほどかかります。

②出店審査について

オープン審査に関してはRMS内で楽天側に依頼します。

審査条件は以下になります。

  • 店舗ルール検定試験に合格
  • 楽天からの振り込み口座の登録
  • 楽天への自動振替設定口座の登録
  • 配送に関する設定
  • 商品登録
  • カテゴリページの作成
  • 看板画像の作成

上記の審査条件を通過してはじめて審査を受けられるようになります。

(4)審査通過後、運営がスタート

審査に通ったら、いよいよショップのオープン。楽天のシステムを利用しつつトライ&エラーを繰り返しながら、ショップを運営していきます。

楽天には出店にあたり、コンサルタントやアドバイザリーなど様々なサポートが充実しています。

出店作業が難しい場合は、出店代行を利用する手段もあります。

出店作業のみならず、運営にあたっての業務や広告投稿、マーケティング対策などを請け負ってくれます。

③出店する際の費用について

楽天で出店する際の費用は出店プランによって異なります。

出店プランに関しては、以下の3つから選択できます。

  • がんばれプラン
  • スタンダードプラン
  • メガショッププラン

がんばれプラン

初心者におすすめのプランです。

月額の出店料は19,500円と、1年契約の中では最安値です。

またシステム利用料は月額売上高の3.5〜7.0%です。

登録できる商品数は5,000商品まで、画像の容量は最大500MBです。

スタンダードプラン

月商140万円以上を目指す店舗におすすめのプランです。

月額の出店料は50,000円でありますが、

システム利用料月額売上高の2.0%〜4.5%と運営コストがお得です。

商品は20,000アイテムまで登録可能で、画像容量も最大5GBまで選択できます。

メガショッププラン

商品アイテム数が多く、画像もたくさん登録したい方に向いています。

月額出店料は10万円と高額ですが、

登録商品可能数と画像容量は無制限になります。

システム利用料は2.0%〜4.5%です。

2.楽天出店のメリット・デメリット

では実際に楽天に出店する際のメリットとデメリットはどのようなものがあるのか、解説します。

①メリット

まず楽天の出店のメリットを一言でお伝えすると、「楽天ブランドを活用して売上アップできる」点です。

その他、具体的なメリットを挙げると以下の通りです。

  • 信頼感、安心感がある
  • 流通総額が高い
  • 楽天のイベントやキャンペーンの機会に集客できる
  • 品質重視のため、真面目に運営することで売上を上げられる

信頼感、安心感がある

楽天がECを始めたのが1977年であり、他のモールと比べると歴史が古いです。

自社の信頼が少ない状態でも、楽天市場で販売しているとなれば、ユーザーは安心するものです。ECはクレジットカード情報や住所を入力しますが、セキュリティ面でも安心です。

流通総額が高い

楽天のEC流通総額は4兆円弱と、そもそもの流通額が多いので、そこに参入することである程度の売上が見込めると思います。

楽天のイベントやキャンペーンの機会に集客できる

楽天はイベントが非常に多いです。「楽天会員ポイント○倍キャンペーン」などのようなイベントが頻繁に開催されています。

イベント時期はお客様を集客しやすいので、楽天に出店すること自体が集客に繋がります。

品質重視のため、真面目に運営することで売上を上げられる

楽天は品質重視のため、商品クオリティの低い業者や偽物商品を販売する業者が少ないです。

そのため品質の高い商品を販売したり、検査を行い正規品と確証の取れた商品を展開するなど愚直に運営することで、規約違反などで退会することなく売上アップに繋がります。

②デメリット

一方でデメリットは以下のようになります。

  • 広告費をかけないとお客様に見つけられづらい
  • 値引き競争になりがち

広告費をかけないとお客様に見つけられづらい

楽天は大手のモールだけあって、販売商品が2億点以上存在します。

お客様の目に留まるためには、楽天で結構な金額を使用し広告を出さないといけません。

そのため、ある程度店舗のブランドとしての知名度を獲得してからではないと、収益化が困難になる可能性があります。

値引き競争になりがち

キャンペーンや企画などで商品自体が値引きされていることも頻繁にあります。また、お客様の目に留まるために自店舗の商品を他店舗よりも安い金額で提示しようとする動きが活発になり、値引き競争になることがあります。

結果、知名度アップを図れる点はあるものの、利益率は下がってしまいます。

3.楽天出店を成功させるために必要なことは?

楽天で出店して成功させるためには以下の2点が重要です。

  • 有力な入口商品を用意して、商品ページを充実させる
  • お客様目線のユーザビリティ改善

有力な入口商品を用意して、商品ページを充実させる

一つの手として、集客力の高い主力の商品をフックとして用意しておく、というものがあります。

せっかくサイトに入ってくれたお客様でも、そのサイトで紹介されている商品に魅力を感じてもらえなければ離脱されてしまいます。ショップページからの離脱を防ぎ、なるべくサイト内でたくさんの商品を見てもらうために、入り口となり得るページの体裁や情報の充実度には特に気をつけましょう。

お客様目線のユーザビリティ改善

サイト運営に欠かせないのが常にお客様目線を持つことです。

実際にサイトに入って買い物をするのはお客様なので、使いにくいサイトとなり販売チャンスを逃してしまわないように、サイトの改善点をチェックし常に改善を心がけましょう。

4.まとめ

楽天で出店する際の流れや費用、メリットやデメリットについてご紹介しました。

楽天のメリットをなるべく活かしつつ、店舗の売上アップに繋げたいですね。

もしあなたが楽天や自社ECでの販売に困っている、そもそも進出すべきか分からず相談したいという場合は、ぜひ「株式会社AVROVE」にお問い合わせ下さい。^^

豊富な知識と経験を持ったプロフェッショナルが、御社の悩みに併せてご提案致します!

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