こんにちは、BIZROVEのchanです！
今回は「Amazon レビュー サクラ」についてのご紹介です。
Amazonレビューのサクラとは何か？どのように見抜くことができるのか、対策方法とは？という部分を徹底解説していきます。
今後Amazonで自社商品の販売を検討されているEC担当の方にとっては必見の情報を分かりやすくご紹介していますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。^^
1.Amazonレビューのサクラとは
Amazonレビューのサクラとはやらせのレビューです。
通常Amazonのレビューは商品を購入した方が商品を評価するためにコメントを書きます。
しかし、中には販売した企業が自社商品をよくみせるためにコメントを買ったり、競合商品の評価を落とすために悪いコメントを増やしたりするケースが存在します。
本章では、「Amazonレビューのサクラがどのように募集されているのか」、「サクラ業者にインセンティブが発生しているのか」、「自社商品にはどのような影響が出るのか」について解説していきます。
①SNSやサイト上でAmazonレビューの募集をしている
AmazonレビューのサクラはSNSやクラウドソーシングなどネット上の様々な所で募集をしています。サクラ業者はあらゆるサイトへレビューを書いている人をリクルートしているため、サクラレビューを書いた個人を特定するのは難しいでしょう。
②商品購入時に良いレビューを書くことでインセンティブを渡している業者も存在
Amazonのサクラレビューは特定の商品を貶めようと無償でレビューをする方も存在しますが、企業や個人がお金を払って多くのサクラレビューを購入している場合もあります。
この場合、特定の商品に何かしらの感情があるのではなく、インセンティブ目的でやっている場合があるため、レビューを書いた方に連絡をとったとしても根本的な解決に至らない場合が考えられます。
③悪質な場合は自社商品に悪いサクラレビューがつくこともある
通常は自社商品を購入してくれた顧客が良い評価、悪い評価をレビューとして書いてくれます。しかし、悪質な業者や個人に目をつけられた場合、商品をわざと購入して悪いレビューを書くといった場合があります。
このような悪いサクラレビューがつくと、自社商品の評判が下がったり不買につながったりと悪影響が出ることが考えられるため、早めに対処しないと不利益を被る可能性があります。
2.Amazonレビューのサクラを見分ける方法とは
Amazonレビューのサクラは放置しておくと自社商品の販売に悪影響を及ぼします。そのため、EC担当者はAmazonのサクラレビューを発見したら早めに対応しなければいけません。
Amazonのサクラレビューを見極める方法4つ
- 発売してすぐなのにも関わらずレビューが多い
- 販売数が少ないのに通常よりレビューが多い
- 同じようなレビューが多い
- 様々なサクラレビューチェッカーを使う
上記4つについて詳しくご紹介していきます。
①発売してすぐなのにも関わらずレビューが多い
商品を発売してすぐなのにも関わらずレビューが多い場合はサクラがまぎれている場合があります。
商品を販売開始してから、どの程度でどのくらいのレビューがつくかを普段から計測しておき、異常値が出たら、どのようなレビューがついているのか一度確認してみましょう。
②販売数が少ないのに通常よりレビューが多い
「発売してすぐなのにも関わらずレビューが多い」と通ずる部分があるのですが、販売数が少ないのにも関わらずレビューが多い場合は要チェックです。
通常販売個数に対してレビューがどの程度つくかを計測しておき、普段の値よりもかけ離れている場合は個別チェックを入れてみましょう。
③同じようなレビューが多い
Amazonのサクラレビューの特徴として、同じようなレビューが多いことが挙げられます。これはサクラレビューを作成している業者が何かしらのマニュアルを作成している場合が多いからです。
同じようなレビューがたくさんある場合は商品ごとに確認し、購入した方に連絡をしてみましょう。
④様々なサクラレビューチェッカーを使う
Amazonのサクラレビューを見分ける方法はたくさんありますが、見極めに時間がかかるため、人的コストが発生してしまいます。
このような場合、有用なのがサクラレビューチェッカーです。Amazonのレビュー情報を入力すると、そのレビューがサクラなのかを判断してくれます。
導入する際に金銭的なコストは発生してしまいますが、人的コストと比べてリーズナブルなのであれば、積極的に採用してみましょう。
Amazonのサクラレビューをチェックするシステムには以下のようなものがあります。
- サクラチェッカー
- Fakespot
- ReviewMeta.com
- レビュー探偵
3.Amazonサクラレビューへの対策方法とは
Amazonのサクラレビューを見分ける方法をご紹介しましたが、それではサクラを発見した場合、どのような対応をとればいいのでしょうか。
この見出しではAmazonサクラレビューを発見した場合、どのような対応をとれば良いのかをご紹介していきます。
①Amazonへ被害報告を通知
Amazonレビューのサクラとおぼしきものを発見したら、ひとまずAmazonへ被害報告をしてみましょう。
Amazon側はレビューを残した方が他にどのようなレビューをしているのかを確認できるため、同様の行為をしている場合は対処してくれる可能性があります。
②サクラレビューを書いた人へメッセージを送ってみる
サクラレビューをした方にメッセージを送ってみるのも一つの手です。これはダイレクトに「サクラレビューをしましたか？」と聞くのではなく、商品の具体的な悪い点などを聞き出し、相手のボロを誘ってみましょう。
もしサクラレビューでなかった場合でも、商品の改善につながる場合がありますので、販売している商品にレビューがついた場合はこまめに確認してみましょう。
4.サクラレビューを行うのは絶対辞めよう
ここまでは自社商品にサクラレビューがついてしまった場合にどのような対処をするのかを解説してきました。
しかし、逆に「サクラレビューをしたら自社商品の評価が上がるのでは？」、「ライバル商品に悪いレビューをつけて貶めてやろう」と悪い考えを思いついた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、自社商品の販売に悪影響しかありませんので、サクラレビューをするのは絶対辞めましょう。
サクラレビューがばれてしまった場合、自社ブランドのイメージ毀損はサクラレビューをされた際の比にならない程ひどいものになります。
また、他社にサクラレビューをしてしまった場合は、訴訟リスクも発生しますので、悪い状況しか生まれません。
5.まとめ
以上が、「Amazonレビューのサクラがどのように募集されているのか」、「インセンティブがサクラ業者に発生しているのか」、「自社商品のレビューにはどのような影響が出るのか」について解説でした！
いかがでしたでしょうか。
最近ではAmazonのサクラレビューが社会問題になるほど多く、EC担当者も対応する必要がでてきました。
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